紫外線吸収剤とは?安全性から紫外線散乱剤との違いも

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片桐 まこ

元エステティシャン・コスメマニア
フェイシャルケアとボディスリミングを担当していた元エステティシャンです。
現場での施術だけでなく、店頭で販売している化粧品をお客様にあわせて提供する仕事もしていました!

美のプロとしての経験をもとに、人気のコスメや美容グッズの実力をわかりやすく解説。
肌質や悩みにあわせたコスメ選びをお手伝いします。
    日焼け止め3

    毎日降り注ぐ紫外線から肌を守るのに欠かせない日焼け止めの多くには、紫外線吸収剤という成分が配合されています。
    紫外線をカットする成分として日焼け止めやファンデーションによく配合されていますが、毎日使うものだからこそ安全性について気になりますよね。

    最近では「紫外線吸収剤不使用」と書かれた日焼け止めが販売されていて、避けるべき成分なのか使っていいのか困惑してしまうもの。
    正しいUVケアをしたい方のために、紫外線吸収剤に関する基礎知識や散乱剤との違いを解説します!



    紫外線吸収剤とは?

    市販されている日焼け止めの多くには紫外線吸収剤という成分が配合されています。
    この成分はどのような仕組みで紫外線をカットしているのか、刺激リスクはあるのかなど、基本をチェックしておきましょう。

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    紫外線を熱に変換する成分

    紫外線吸収剤

    紫外線吸収剤は化学合成して作られる化粧品成分で、市販されている日焼け止めやベースメイクアップ化粧品によく配合されています。
    紫外線吸収剤は、紫外線の光エネルギーを取り込んで熱エネルギーに変換することでUVカットするのが特徴です。
    化学合成されて作られていることから、紫外線吸収剤を配合している日焼け止めは「ケミカル(=化学)系」と表現されることがあります。

    紫外線吸収剤は安全なの?

    スキンケア 鏡 女性 肌

    日焼け止め選びをしているときに「紫外線吸収剤フリー」と書かれている製品を見ると、「吸収剤って肌に悪いものなの?」と疑問に感じてしまいますよね。
    紫外線吸収剤はそれ自体に強い刺激性はありませんが、アレルギー反応を起こすリスクがあります。
    体質によっては、成分に反応してかゆみや湿疹が症状として現れることがあるのです。

    紫外線吸収剤入りの日焼け止めやファンデーションを塗っても肌トラブルを起こさないなら使っても問題ありませんが、肌の異常を感じたら使用を中止して紫外線散乱剤入りの化粧品を試してみるといいでしょう。

    紫外線散乱剤とは?

    最近は紫外線吸収剤の代わりに紫外線散乱剤を配合した日焼け止めやファンデーションなどが増えています。
    この2つの成分の違いがわからないと、化粧品を選ぶときに悩んでしまいますよね。
    紫外線散乱剤はどのような仕組みでUVカットをしているのか、安全な成分なのかを解説します。

    UVを反射させる成分

    日焼け

    紫外線散乱剤は光を反射させることで紫外線をカットする成分で、酸化チタンや酸化亜鉛が用いられています。
    紫外線散乱剤を配合した化粧品は「ノンケミカル」とパッケージに記載して紫外線吸収剤不使用であることをアピールしているため、これを目印に選ぶといいでしょう。

    紫外線散乱剤は比較的刺激リスクが低い

    日焼け止め1

    ノンケミカル成分として注目されている紫外線散乱剤は、紫外線吸収剤と比べて刺激を感じにくいことから人気が高まっています。
    紫外線散乱剤は紫外線の影響で化学変化を起こさないため、刺激リスクが比較的低く敏感肌でもヒリヒリやチクチクを感じにくいのが特徴です。

    アレルギーリスクはゼロではない!?

    マットリップ 女性 唇

    肌にやさしいイメージが広がり人気を集めている紫外線散乱剤ですが、まれにアレルギー反応を起こしてしまうこともあります。
    紫外線散乱剤として配合されている酸化亜鉛などの金属物質に反応してしまい、かゆみや湿疹などの肌トラブルが発生することがあるのです。

    紫外線散乱剤として用いられている金属成分は、酸素と結びつけること(酸化)でアレルギーリスクを下げる工夫がされています。
    しかし化粧品に配合される成分と反応して酸素が切り離されてしまい、アレルギー反応を起こす金属(チタンや亜鉛など)が発生するケースが少なからずあるのです。
    今までに金属による肌トラブルを起こしたことがある方や、化粧品によるかゆみや湿疹などのトラブルが頻繁にある方は、アレルギーの疑いがないか皮膚科に相談してみるといいでしょう。

    吸収剤or散乱剤どちらを選べばいい?メリット・デメリットを比較

    紫外線吸収剤と紫外線散乱剤はそれぞれ特徴が異なるので、どちらの成分を選べばいいのか迷ってしまいます。
    「特に日焼け止めで肌トラブルは起きないし、刺激性や安全性だけでは決めきれない!」と困ってしまうもの。
    満足できる紫外線対策をするために、2つのUVカット成分の細かい違いを比較してみましょう。
    メリット・デメリットを詳しく理解すれば、日焼け止めやファンデーション選びがもっと楽になりますよ。

    紫外線吸収剤の特徴

    日焼け止め チューブ

    多くの日焼け止めやベースメイクアップ化粧品に配合されている紫外線吸収剤は、最近使いやすさが見直されて人気が出ています。
    紫外線吸収剤ならではのメリット・デメリットを確認しておきましょう。

    紫外線吸収剤のメリット

    • 透明で白っぽくなりにくい(白浮き現象を起こしにくい)
    • ムラになりにくい
    • 水ベースのサラサラした製品に配合しやすい

    紫外線吸収剤は透明で色がほとんどつかず、肌に塗っても白浮きしにくいのがメリットのひとつ。
    メイクアップ化粧品の色味を邪魔しないため、白っぽく見える日焼け止めやファンデーションが苦手な方に向いています。
    また紫外線吸収剤は偏りなく均一に広がりやすく、ムラになりにくいのも特徴です。

    紫外線吸収剤は水ベースのジェルや化粧水タイプの日焼け止めと相性がよく、サラッとした質感の化粧品が好みの方に向いています。
    日焼け止めを塗った部分が服にペタッと張りついて気持ち悪い、化粧水のようにスッと浸透する使い心地が好みという方には、紫外線吸収剤配合の製品がおすすめです。

    紫外線吸収剤のデメリット

    • 紫外線を浴びて化学反応を起こすと、UVに対する防御力が低下する(塗りなおしが必要)
    • 熱エネルギーの発生により乾燥することがある

    紫外線吸収剤はUVを熱エネルギーに変換すると、成分が壊れて紫外線防御力が低下してしまうのがデメリット。
    塗ってから時間が経過するとUVカット力が落ちるため、外出時間が長い場合はこまめに塗りなおして肌を紫外線から守りましょう。

    光エネルギーを熱エネルギーに変換する化学反応を起こす紫外線吸収剤は、肌の表面温度を上げるのもデメリットのひとつ。
    温度が上がることで肌の水分が蒸発してしまい、乾燥やカサつきを招く可能性があります。
    もともと水分量が少ない乾燥肌の方が使う場合は、メイク前のスキンケアを丁寧に行ったり保湿成分入りの日焼け止めを選んだりするなど工夫が必要です。

    紫外線散乱剤の特徴

    手 日焼け止め

    ノンケミカルタイプとして注目されている紫外線散乱剤には、メリットだけでなくデメリットもあります。
    使ってから「思った仕上がりと違う……」とがっかりせずに済むように、特徴をしっかり把握しておきましょう!

    紫外線散乱剤のメリット

    • 紫外線を浴びても分解されないため持続力がある
    • 敏感肌でもヒリヒリ・チクチクを感じにくい

    紫外線散乱剤配合タイプの化粧品は、UVカット力が低下しないのがメリットです。
    汗をかいたりタオルで拭いたりすると取れてしまうため、長時間外出するときは数時間おきに塗りなおすといいでしょう。
    紫外線散乱剤は化学反応による刺激リスクは少ないものの、前述の通り金属アレルギーがあるとトラブルを起こす可能性があることを理解しておきましょう。

    紫外線散乱剤のデメリット

    • 白浮きしやすい
    • きしみ感がある

    紫外線散乱剤は原料が白いため肌に塗ると白浮きしやすく、塗った部分だけ不自然に見えることがあります。
    顔に塗る場合はファンデーションやフェイスパウダーで肌の明るさを調整し、白っぽさを抑える工夫をするといいでしょう。
    最近では、特殊加工(ナノ化)をして白浮きしやすい弱点をカバーしたノンケミカル日焼け止めも登場しています。
    白っぽくなる日焼け止めが苦手な方は、肌のトーンや化粧を邪魔しない仕上がりの製品を選ぶといいでしょう。

    紫外線散乱剤を配合した化粧品は、肌にのせるときしみを感じやすいのもデメリットのひとつ。
    表情を動かすと肌表面がひきつるような感覚を覚える製品もあるため、きしみ感のある化粧品が苦手な方はテスターやサンプルで試してから現品を買うといいでしょう。

    おすすめの日焼け止め3選

    紫外線から肌を守る日焼け止めは数え切れないほどあり、どのブランドから選べばいいのか迷ってしまいますよね。
    紫外線カット成分にこだわって日焼け止めを選びたい方のために、美容家もおすすめする3つの製品をピックアップして紹介します!
    使い心地の違いを比較してお気に入りの1本を見つけてください。

    ① ドクターシーラボ マイルドUV

    ドクターシーラボ マイルドUV

    内容量:80mL
    UVカット成分:コーティング済み紫外線吸収剤
    保湿成分:コラーゲンヒアルロン酸
    紫外線カット数値:SPF40/PA++

    ドクターズコスメとして知られるドクターシーラボのマイルドUVは、紫外線吸収剤にコーティング加工をしているのが特徴です。
    紫外線吸収剤が直接肌に触れない構造になっているため、刺激を感じにくいのがおすすめポイント。

    香料やアルコールなど肌の負担になりやすい成分もカットしてあります。
    コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分を配合し、乾燥をブロックしながらUV対策できるのも魅力のひとつ。
    サラッと伸びがいい質感で顔にも体にも使いやすい日焼け止めです。

    ② オルビス サンスクリーン(R)オンフェイス ライト

    オルビス サンスクリーン(R)オンフェイス ライト

    内容量:28mL
    UVカット成分:紫外線散乱剤
    保湿成分:ローズマリーエキス
    紫外線カット数値:SPF34/PA+++

    「ノンケミカルの日焼け止めは顔が白っぽくなって使いづらい……」と悩む方におすすめなのが、オイルカットスキンケア製品が有名なオルビスのサンスクリーンです。
    肌になじむ色に作られていて白浮きしにくく、毛穴や色むらを軽くカバーする化粧下地としての機能も兼ね備えているのが特徴。

    保湿成分であるローズマリーエキスが乾燥ダメージから肌を守りながら紫外線をカットしてくれます。
    紫外線だけでなく近赤外線や大気汚染物質もブロックする保護膜を作る日焼け止めで、外出時の肌ダメージが気になる方におすすめ。

    このサンスクリーンシリーズは「ライト」と「モイスト」の2種類あります。
    上の写真の「ライト」はサラサラしたローションタイプで、下の「モイスト」はクリーム状のこってりした使い心地。

    どちらも紫外線カット数値は同じで、サラサラした質感かしっとりした仕上がりかで選べます。
    テカリやベタつきが気になる肌質なら「ライト」タイプを、乾燥が気になるなら「モイスト」タイプがおすすめ。
    季節の変化にあわせて使い分けてもOK!

    ③ アクセーヌ マイルドサンシールド

    内容量:22g
    UVカット成分:紫外線散乱剤
    保湿成分:ヒアルロン酸、ヒト型セラミド
    紫外線カット数値:SPF28/PA++

    きしみを感じにくいノンケミカル日焼け止めを探している方におすすめなのが、人気デパコスブランドのアクセーヌが販売しているマイルドサンシールドです。
    しっとりした使用感で紫外線散乱剤特有のパサつきやきしみを感じにくく、マイルドな使い心地にこだわった処方が特徴。
    刺激を軽減するために色素が肌に直接触れない加工をしてあり、負担のもとになる香料やアルコールをカットしてあります。

    マイルドサンシールドは保湿力に優れたヒト型セラミドを配合しているのもおすすめポイント。
    カサつきやきしみを気にせずに使える日焼け止めを探している方におすすめです。

    Amazon&楽天の日焼け止め人気ランキング

    Amazonや楽天の人気商品を知りたい方はこちらもチェック!


    紫外線吸収剤の特徴を理解して毎日のUVケアに活かそう!

    日焼け止め9

    毎日降り注ぐ紫外線から肌を守る日焼け止めには、紫外線吸収剤などさまざまな成分が配合されています。
    最近では化学合成されたUVカット成分を避けた日焼け止め化粧品も増えており、「どちらを選べばいいのかわからない……」と迷ってしまいますよね。

    日焼け止め化粧品選びに困ったら、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤のメリット・デメリットを比較してみてください。
    それぞれの特徴がつかめれば肌質や好みにあわせた選び方がわかります。

    紫外線ダメージに悩まない毎日を送るために、UVカット成分に対する正しい知識を身につけて化粧品選びに活かしてみましょう!

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