ポータブル外付けHDDおすすめ人気ランキングTOP5【2018年最新版】

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藤堂泰寛

元IT管理部

サーバーやパソコンに関する技術や知識に触れてきました。
パソコン周辺機器にはわかりにくい用語や勘違いしやすい項目が多いですが、それをわかりやすく発信していきたいと思っています。

    選び方のポイント

    • データが破損しても問題がおきない容量にする
      →初めて購入する場合は、保存するデータが動画中心であれば1TB、それ以外のデータが中心であれば500GBがおすすめ。
    • USB規格は3.0を選ぶ
      →HDDの最大転送速度を活かせるのはUSB3.0。
    • 耐衝撃性能は必ずチェックする
      →壊れやすいものであるため耐衝撃性能は高いものを選ぶ。

    ポータブル 外付け HDD


    パソコン周辺機器のなかでも、外付けHDDは非常に人気のある製品です。
    現在はインターネットをとおしてさまざまな画像や映像コンテンツを入手できるため、容量の多い保存機器は必須となっています。
    また家庭で撮影した写真や動画も、現代ではHDDに保存するのが主流であると言えるでしょう。

    今回は外付けHDDのなかでも持ち運びに便利なポータブル外付けHDDを紹介します。
    ポータブル外付けHDDは手軽に扱うことができますが、性能に目を向けると“転送速度”や“USB規格”など、耳慣れない専門用語に戸惑うことも。
    このような専門用語を解説しながら、本当に優れたポータブル外付けHDDを見つけるための知識をお伝えしていきます。

    ポータブル外付けHDDとは?

    外付けHDD

    ポータブル外付けHDDについて説明する前に、まずはHDDという機器について説明します。
    HDDとは“Hard Disk Drive”の略です。
    “Hard Disk”はデータを保存する装置を、“Drive”はハードディスクを制御する電子回路を指します。
    このハードディスクと電子回路を1つの筐体に内蔵したものを”HDD”と呼んでいます。

    パソコンが世に出始めた頃、このHDDはパソコンに内蔵して使用する機器でした。
    したがってパソコンの保存データが多くなり容量が足りなくなると、わざわざパソコンを分解して内部に取りつけていたのです。
    しかしパソコンの分解は簡単ではないうえ、精密機械ゆえに故障がつきまといますから、細心の注意を払って作業を行う必要がありました。

    この煩わしい作業を解消するために生まれたのが“外付けHDD”です。
    現在では据え置きタイプと呼ばれ、USBケーブルでパソコンに接続すれば簡単にパソコンの容量を増やすことができるため、瞬く間に人気となりました。

    しかしこの外付けHDDの内部構造は、HDDをただ筐体に内蔵しただけのものでありサイズも大きいため、持ち運びには不向きでした。
    そこで耐衝撃性を高めた筐体に小さなHDDを内蔵し、持ち運びやすくしたものがポータブル外付けHDDです。

    ポータブル外付けHDDは据え置きタイプに比べるとHDDは小さいため、容量は多くありません。
    持ち運びが簡単という特性上、データを保管しておくというよりはデータを移動するための機器です。

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    ポータブル外付けHDDの転送速度はどれくらい?

    外付けHDD


    ポータブル外付けHDDは多くのデータを保存することができます。
    このデータの保存時に重要になるのが“転送速度”です。

    転送速度は、パソコンからポータブル外付けHDDにファイルを転送するときの速度です。
    ポータブル外付けHDDは必然的に容量が大きいファイルを転送することが多く、この転送速度が速ければストレスなくポータブル外付けHDDを扱うことができます。

    では、ポータブル外付けHDDの転送速度はどのような点に注目すればわかるのでしょうか?

    ポータブル外付けHDDの商品紹介を見ると、転送速度という言葉は常に“USB3.0”、“USB2.0”などのUSBを含む数値を伴っています。
    これは“USB規格”と呼ばれるものであり、“USBインターフェースの転送速度”を決めるものです。

    パソコンとポータブル外付けHDDを繋ぐのはUSBケーブルなので、ポータブル外付けHDDの転送速度を表すのにUSB規格が当然関わってきます。

    しかしこれは半分正解で半分間違いです。
    実際にパソコンからポータブル外付けHDDにデータを転送しても、USB規格どおりの速度が出ない場合が多いのです。

    これは機械の故障などではなく、ポータブル外付けHDDとUSB規格の仕組みを理解していれば納得できます。

    転送速度の見方

    まずはポータブル外付けHDDで使用されているUSB規格の転送速度を見ていきましょう。

    USB規格名転送速度
    USB2.0480Mbps(60MB/s)
    USB3.05Gbps(625MB/s)
    USB3.1Gen15Gbps(625MB/s)
    USB3.2Gen210Gbps(1.25GB/s)

    上表の見方を説明します。
    まず転送速度についてですが、基本的にUSB規格の速度とは“〇〇bps”と表されます。
    ところがデータ容量の単位は“バイト(B)”であるため、カッコの中にはバイトに直した転送速度も記載してあるのです。

    なお“bps”から“B/s”に直す場合の計算式は、“〇〇bps÷8=〇〇B/s”です。
    USB3.0を例に取ると、“480Mbps÷8=60MB/s”になります。

    例えばUSB3.0であれば“625MB/s”ですので、“1秒間に625MBの容量のファイルを転送できる”という意味です。
    また、“USB3.0”と後継規格である“USB3.1Gen1”の転送速度は同じと認識していただいて構いません。

    この表にしたがえば、例えばUSB3.0に対応したポータブル外付けHDDなら625MB/sという高速転送ができるはずです。
    しかしこの625MB/sという速度は絶対に出ません。

    この原因は“HDDの転送速度”にあります。

    HDDの回転数転送速度
    5400rpm約480Mbps(約60MB/s)
    7200rpm約800Mbps(約100MB/s)

    上表はポータブル外付けHDDに内蔵されているHDDの転送速度です。
    主に上表の2種類が使われており、“HDDの回転数”にある“rpm”は“ハードディスクの1分間の回転数”を示しています。

    ハードディスクの回転数が多いほど多くのデータを読み書きできるため、転送速度は速くなります。
    上表で速いのは7200rpmの約100MB/sのほうです。

    この速度はUSB規格のUSB2.0よりは多少速いですが、USB3.0には遠くおよびません。
    しかし実際にUSB3.0に対応したポータブル外付けHDDからパソコンにデータを転送すると、HDDの100MB/sに近い速度しか出ません。

    実をいうとファイルの転送速度というのは、USB規格のほかに、ポータブル外付けHDDとパソコン内蔵のHDDの転送速度を見る必要があります。
    そのなかで最も低い転送速度がデータの転送速度になるのです。

    つまり“USB3.0はUSB2.0よりは速いが、ファイル転送時はHDDの転送速度の遅さにより、USB規格どおりの10倍の速度は出ない”ということです。

    またこのUSB3.0より速いUSB3.1Gen2は、ポータブル外付けHDDにはまったく意味がないこともわかります。
    USB3.1Gen2は本記事執筆時点で最新の規格であり、これに対応した製品は価格が高いため、おすすめできません。

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    ポータブル外付けHDDの使用上の注意点

    ポータブル 外付け HDD


    ポータブル外付けHDDをWindowsパソコンとMacで共用する場合は、フォーマットの形式に注意する必要があります。

    フォーマットとは、HDDへの書き込み方のことです。
    データを保存する場合、ただ闇雲にHDDに書き込むよりもある一定の規則にもとづけば、情報が整理されて読みやすくなります。
    これにより、パソコンがHDDの情報を読み込む速度が速くなるのです。

    このフォーマットがなくてもHDDに保存はできるのですが、情報を読み込むのが非常に難しくなるため、現在では必須となっています。
    またフォーマットの種類はWindowsやMacによって分かれており、ポータブル外付けHDDを初めて使用する場合に指定する必要があります。
    下記はWindowsとMacがそれぞれ対応しているフォーマットの種類です。

    WindowsMac
    FAT32,NTFS,exFATAPFS,HFS+,exFAT

    ここで、WindowsパソコンとMacでポータブル外付けHDDを共用する場合を考えてみましょう。
    最初にWindowsパソコンにポータブル外付けHDDを接続し、Windowsのデフォルト設定である“NTFS”でフォーマットを行い、データを書き込みます。

    しかしこのポータブル外付けHDDをMacに接続しても、データを読み込むことはできません。
    なぜなら“NTFS”というフォーマット形式をMacが知らないからです。

    この問題を解決するためには、上記のフォーマット表を見てください。
    “exFAT”という形式が双方で対応しており、これでフォーマットをすれば上記のような問題は起きません。

    よってWindowsパソコンとMacでポータブル外付けHDDを共用する場合、フォーマットの形式は“exFAT”にする必要があります。

    ポータブル外付けHDDの3つの選び方

    ① 必要な容量をしっかりと把握!

    ポータブル 外付け HDD


    ポータブル外付けHDDを選ぶうえでまず重要なのが容量です。
    容量は多いほど便利ではありますが、この便利さはときにデメリットにもなります。

    理由は、ポータブル外付けHDDは常に持ち運ぶものだからです。

    ポータブル外付けHDDはパソコンに内蔵するHDDや据え置きタイプの外付けHDDに比べると、耐衝撃性能に優れます。
    ですがこれはあくまで比較的優れているというだけで、何をしても故障しないというわけではありません。
    持ち運ぶ際の振動や落下事故、そのほかさまざまなダメージを受ける場面があるため、故障と常に隣り合わせの機器なのです。

    データ容量が大きいということは、たくさんのデータを保存しても問題ありませんが、保存しっぱなしの状態になりがちです。
    そして多くのデータを詰め込んだときに故障してしまった場合、甚大な損害を被るはめになります。

    よってポータブル外付けHDDの容量は、少し不便を感じるくらいの容量にとどめましょう。
    不便を感じれば自然とHDD内のファイルを整理することになります。

    もしポータブル外付けHDDを初めて購入する場合は、保存するデータが動画中心であれば1TB、それ以外のデータが中心であれば500GBをおすすめします。
    1TBと500GBに保存できるデータ量の目安は以下のとおりです。

    ファイルの種類1TB500GB
    動画データ
    (4K)
    約28時間約14時間
    画像データ
    (1200万画素)
    約20万枚約10万枚

    “4K”、“1200万画素”という設定は、日本で最も使われているカメラ・ビデオカメラである「iPhone」の2017年発売の機種によります。
    iPhone以外の機器で撮影すれば設定は異なる分保存できる容量も違うため、あくまでも目安として見てください。

    ② USB規格は3.0がおすすめ!

    外付けHDD ポータブル


    ポータブル外付けHDDの転送速度を決める要素であるUSB規格のおすすめは、USB3.0です。
    理由はHDDの最大転送速度が約100MB/sであるためです。

    HDDの最大転送速度はUSB規格のように厳格に決まっているわけではありません。
    製品によっては150MB/sに達するようなものもあります。

    USB2.0の転送速度は60MB/sであるため、この規格ではHDDの転送速度を十分に発揮することができません。
    しかしUSB3.0の625MB/sという速度であれば十分カバーできます。

    ③ 耐衝撃性能や保証内容もチェック!

    外付け HDD ケース


    ポータブル外付けHDDは持ち運ぶものなので常に故障の危険があるため、製品選びの際は耐衝撃性能にも注意しましょう。
    耐衝撃性能に優れている製品はそれが製品のアピールポイントにもなるため、製品紹介で大きく取り上げられています。

    また製品保証がついていれば無償交換できますので、保証内容もチェックすれば故障してもムダな買い直しを防ぐことができます。

    ポータブル外付けHDDの最安値と価格帯の特徴一覧

    ポータブル外付けHDDの価格は、およそ5,000~30,000円です。
    価格は基本的に容量によって決まります。
    売れ筋・人気は1TBのポータブル外付けHDDで、最もコスパに優れた価格帯です。

    最安値売れ筋・人気高額・高級品
    価格約5,000円~約6,000~約10,000円約13,000~約30,000円
    特徴主に500GBの製品がメイン。主に1TBの製品が対象。
    容量と価格のバランスに最も優れている。
    2TB以上の製品の価格帯。
    2TBでは1万円台が多いものの、それ以上の容量は2万円を超える。

    ポータブル外付けHDDおすすめ人気ランキングTOP5

    このランキングでは製品の“耐衝撃性能”、“価格”、“保証内容”に着目し、総合的に優れたものを順位づけています。

    5位 BUFFALO HD-PCF1.0U3-BBE

    耐衝撃性能
    コストパフォーマンス
    保証内容
    総合おすすめ度
    • USB規格:USB3.0
    • 容量:1TB(ほか500GB, 2TBあり)
    • 保証期間:1年

    本製品はパソコン周辺機器で定評のあるBUFFALO社のポータブル外付けHDDです。

    故障予測サービスである「みまもり合図」が付属しており、パソコンに「みまもり合図」ソフトウェアをインストールすることで、ポータブル外付けHDDを接続したときに健康状態をチェックしてくれます。
    普段なら故障にならないような小さな異変も感知して知らせてくれるため、故障によるデータの消失を未然に防ぐことができます。

    4位 I・O DATA EC-PHU3W1

    耐衝撃性能
    コストパフォーマンス
    保証内容
    総合おすすめ度
    • USB規格:USB3.0
    • 容量:1TB(ほか2TB, 3TB, 4TB, 5TBあり)
    • 保証期間:1年

    本製品を製造しているI・O DATAは国内メーカーであるため、手厚い国内サポートを受けられます。
    てのひらサイズで持ち運びも楽であり、USBケーブルが付属するため、購入後にすぐ使用できます。

    スタイリッシュなデザインも特徴の一つ。

    3位 I・O DATA/Western Digital WDBUZG0010BBK-WESN

    耐衝撃性能
    コストパフォーマンス
    保証内容
    総合おすすめ度
    • USB規格:USB3.0
    • 容量:1TB(ほか2TB, 3TB, 4TBあり)
    • 保証期間:2年

    本製品はI・O DATAが信頼性に定評があるWestern Digital社製のハードディスクのみを採用し販売しており、故障しにくいという特徴があります。
    容量ラインナップが充実しているため、多用なニーズに応えてくれます。

    さらに工場出荷時にWindowsのフォーマット形式である「NTFS」にフォーマット済みであるため、初回接続時でもすぐに使用可能です。

    2位 サンワサプライ/Transcend TS1TSJ25M3S

    耐衝撃性能
    コストパフォーマンス
    保証内容
    総合おすすめ度
    • USB規格:USB3.1Gen1
    • 容量:1TB(ほか2TBあり)
    • 保証期間:3年

    本製品はポータブル外付けHDDに求められるすべての性能を高い水準で実現した製品です。
    3層構造の衝撃吸収システムによる耐衝撃性能は、非常に厳しいことで知られる米軍の落下試験規格に合格するほどの実力を持っており、あらゆる衝撃を最小限に抑えることができます。

    サイズも従来の製品と比べるとさらに薄くなっており、持ち運びにスペースを取りません。
    保証期間も3年と長く、長期に渡って安心して使用できます。

    1位 シリコンパワー SP010TBPHDA60S3K

    耐衝撃性能
    コストパフォーマンス
    保証内容
    総合おすすめ度
    • USB規格:USB3.0
    • 容量:1TB(ほか500GB, 2TB, 3TB, 4TB, 5TBあり)
    • 保証期間:3年

    防水加工と衝撃を吸収する素材でできたソフトケースが、内蔵されているHDDを強固に守ります。
    その耐衝撃性能は3mの落下試験もクリアするほどで、あらゆる衝撃のダメージを最小限に抑えます。

    ご家庭やオフィス内での使用のほか、外でも安心して使用可能です。

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    用途にあったポータブル外付けHDDを選ぼう!

    外付けHDD ポータブル

    ポータブル外付けHDDを購入する際、転送速度と耐衝撃性能、そして保証内容をよく確かめる必要があります。

    特に転送速度については、USB規格の速度で決まるわけではないことに注意してください。
    最高の転送速度を得るためにはUSB3.0が必要ですが、規格どおりの速度が出るわけではありません。

    耐衝撃性能に関しては、製品によって防水性能が付属しているものもあります。
    外で使用することが多い場合は、雨などの対策にもなりますので状況にあわせて使用するといいですね。
    これらの項目をチェックし、自分の主だった用途に最適なポータブル外付けHDDを選びましょう。

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    藤堂泰寛

    元IT管理部

    サーバーやパソコンに関する技術や知識に触れてきました。
    パソコン周辺機器にはわかりにくい用語や勘違いしやすい項目が多いですが、それをわかりやすく発信していきたいと思っています。