ヘチ釣りにおすすめのタックル人気ランキング!釣り方も【2018年最新版】

選び方のポイント

  • 調子に注目
    →釣り方のスタイル、ターゲットの種類やサイズ、タックルセッティングなどを総合的に勘案したうえで、ベストな調子のヘチ竿を選ぶ。
  • 硬さ
    →やわらかいものから順に「中調子」、「中硬調子」、「硬調子」の3種類。
  • リールはスムーズな回転が命
    →軽快で滑らかな回転は快適性を大きく左右する。
  • 操作性
    →スプールに開いている穴の大きさや位置も、リールそのものの操作性を左右する重要なポイント。

ヘチ釣り


ヘチ釣りはシンプルなタックル(釣り道具全般)と仕掛けとで、チヌ(「クロダイ」とも言う)との1対1のダイレクトな駆け引きを楽しむ魅力あふれる釣りです。
近年は手ごろな価格の各種ヘチ釣りタックルが多数登場し、釣り関連のメディアでも頻繁に取り上げられるようになるなど、入門のハードルは従来よりグッと低くなっています。

ヘチ釣りで用いるタックルは非常にシンプルなため、それぞれが持つポテンシャル(潜在力)を最大限に発揮しなければ、好釣果につなげていくことはできません。
ですから選び方や使い方には、特に気を配る必要があるのです。

この記事では、ぜひともおすすめしたいヘチ竿やヘチリールに加え、それ以外の各種ヘチ釣りタックルも紹介すると同時に、使用上の注意点などもあわせて取り上げますので、どうぞご覧ください。

目次

ヘチ釣りについて

ヘチ釣りは堤防や港湾岸壁の際(きわ)に、カニやイガイ(ムラサキイガイのこと)などをつけたシンプルな仕掛けを落とし、道糸の状態の変化で アタリ を取る釣り方をします。
主なターゲットはチヌですが、地域や時期によってはアイナメやメバルをはじめとする 根魚 類、並びにイシダイなども狙うことが可能です。

ヘチ釣りでは「ヘチリール」と呼ばれる、 ギア比 が1の単純明快な仕組みが特徴のリールと、「ヘチ竿」と呼ばれる3m前後でしなやかな設計が特徴のロッドが用いられます。
詳細については後述しますが、仕掛けも非常にシンプルなので、ほかのチヌ釣り以上に繊細かつ大胆な駆け引きを繰り広げることができるのが特徴です。

またヘチ釣りは ウキフカセ釣りダンゴ釣り などと比較すると、 コマセ を使用しないため集魚力は皆無です。
そのためもともと多くの魚たちが生活していて、ある程度の 魚影 が保証されている堤防や港湾岸壁の際に直接エサを落とし、釣り人の方から積極的にアプローチして釣果につなげるアグレッシブな釣り方をしなければなりません。

とはいえ各種条件がそろえば、ほかのチヌ釣り以上の好釣果を叩き出すことも少なくなく、高いポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。

ヘチ釣りに必要なタックルとは?

釣り 仕掛け


ヘチ釣りを行ううえで最低限必要な各種タックルは、以下の3種類です。

・ロッド(釣り竿のこと)
・リール(ラインを巻き取る道具のこと)
・各種仕掛けアイテム(詳細は後述)
・玉網
・各種エサ保管用アイテム

このほかより快適に穴釣りを楽しむためには、以下の5種類の各種タックルなども用意しておく必要があるでしょう。

・タオル
・水くみバケツ
・メゴチバサミ(素手で触れることが危険な魚をつかむための道具)
・ハリ外し(魚がハリを飲み込んでしまった場合に、ハリを外すために用いる道具)
・偏光グラス

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ヘチ釣りの仕掛けとは?


ヘチ釣り仕掛けでは、以下の6種類の各種仕掛けアイテムが必要です。

・道糸(太さが2~3号のナイロンライン)
・スイベル(道糸とハリス(ハリを結ぶライン)とを接続するための金具)
・ハリス(太さが1.5~2号のフロロカーボンライン)
・オモリ(重さがB~5Bのガン玉オモリ)
・ハリ(チヌバリなど)

チヌをメインターゲットとするヘチ釣りは、チヌが普段から食べているものと同様のエサを住処の上から直接自然な形で落とし、警戒心を与えることなく狙い撃ちすることに主眼が置かれています。
ですから仕掛けは、釣りを成立させるために必要最低限の各種アイテムのみで構成された、極力シンプルなものとなっているのです。

なおスイベルについては、使用せずに道糸とハリスとを直結する場合もあります。

ヘチ釣りの基本的な釣り方の流れを3つ解説!

ヘチ釣りで確かな釣果を得るためには、釣り方の一連の流れをスムーズにこなし、無理のない自然なフォームでアタリを確実なものにしていくことが肝心です。

ここではその一連の流れを、3つの段階に分けて解説します。

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① 仕掛けの投入方法

釣り ロッド


ヘチ釣りにはあらかじめ一定量の道糸を出しておく釣り方と、仕掛けの落下速度にあわせて道糸を出していく釣り方がありますが、それぞれの釣り方で仕掛けの投入方法が異なるので注意してください。

前者における仕掛けの投入方法は、まずハリにエサをつけ、重点的に攻めるタナに届く量の道糸(例えば狙うタナが3m、足元から水面までの距離が2m、竿の長さが3m、身長が170cmの場合は4.5m前後)をリールから出しておきます。
あとは竿先をなるべく高くつき上げて、堤防や港湾岸壁の際から20cm以内のポイントに仕掛けを投入し、道糸がわずかにゆるむ程度のテンションを常時維持しながら仕掛けの落下速度にあわせて竿先を徐々に下げていきましょう。

後者においては、まずハリにエサをつけ、ロッドの長さ分の量の道糸をリールから出しておきます。
このときハリスの長さは考慮せず、道糸とハリスとの接続部から竿先までの長さを、ロッドの長さと同じにしてください。
あとは堤防や港湾岸壁の際から20cm以内のポイントに仕掛けを投入し、斜め下45°の姿勢で竿を持つ位置まで仕掛けが落下したら、その姿勢を維持したまま仕掛けの落下速度にあわせてリールから道糸を出していきます。

なおいずれの釣り方においても、ロッドのガイドに通っている道糸の部分は、 糸フケ が出ないように常にピンと張るようにしましょう。

② アタリの取り方と誘い方

釣り竿 ライン


アタリは道糸の状態の変化で取るのが基本となりますが、使用する竿やラインの感度が極端によい場合や、やわらかいエサを使う場合などには竿にもわずかな振動や重みが伝わることがあります。

最も多いのは仕掛けの落下途中に魚がエサにくいつくことで落下が止まり、糸フケが出る「ストップアタリ」と呼ばれるアタリです。
そのほか仕掛けの落下途中のわずかな糸フケがピンと張ったり、水面直下の道糸の部分のみが潮流に流されて、水面直下より下の道糸の部分が潮流に逆らう位置になったりするアタリもあります。
基本的に魚の活性が低いとアタリも繊細でわかりづらいものになるため、釣り人の腕が試されるでしょう。

狙うタナ(魚が泳いでいる遊泳層のこと)まで仕掛けを落としてもアタリがない場合は、竿先を50~100cmほど上げてから、再度竿先をゆっくりと下げて仕掛けを落下させ誘いを掛けます。
その際「キザミ」と呼ばれる、竿先を10cmずつ段階的に下げて落下パターンに変化をつけるテクニックも非常に有効です。

③ アワセの入れ方とやり取りの仕方

釣り 男性


アタリが来て アワセ (魚の口に針を引っかけること)を入れる際、通常の釣り方のように真上に竿をあおると、掛かった魚が堤防や港湾岸壁の際沿いを縫うように走った場合に、貝類やコンクリートのデコボコにラインが擦れて切れてしまう恐れがあります。
アワセる際は スプール (リールの糸巻き部分)が反転しないようにしっかりと押さえたうえで、必ず堤防や港湾岸壁の際から魚を引き剥がすように、沖に向かって竿を斜め上にあおるようにしましょう。

基本的には腕を伸ばして竿を最大限沖に向けてやり取りすれば、大抵は武器に取り込めるはずです。
とはいえ浅いタナで魚が掛かった場合や、大型の魚が掛かった場合は激しく暴れることも少なくありません。
海底に向かって鋭く突っ込むような引きを見せた場合には、膝の屈伸運動で衝撃を和らげながら、竿の弾力を最大限に活かして魚の動きを制止します。

なおヘチ釣りにおける魚とのやり取りでは、道糸を出すのは最終手段と考えるのが無難です。
どうしても道糸を出さなければならない状況に追い込まれた場合にのみ、必要最小限の量に限って道糸を出し、なるべく竿の弾力をフル活用して主導権を握ることが大切です。

ヘチ釣りタックルを選ぶポイントを解説!

ヘチ竿選びでは調子に注目したい

雲 釣り

ヘチ竿において 調子 (竿のしなり具合)は、穂先と との曲がり具合の比率によって表され、市販のほとんどのヘチ竿の調子は「6:4調子」と「7:3調子」とに大別されています。

6:4調子は穂先の部分がやや大きく曲がるものの、胴を含む ブランクス (竿そのもの)全体も弧を描くように曲がるタイプのヘチ竿です。
魅力的なのはブランクス全体で魚の引きを優しく受け止め、ラインに加わる負担を最小限に抑えることができる点でしょう。
ただし全体的にしなやかな設計であるため、巨力なパワーを出せる部分がブランクス上に設定されておらず、ロッドの反発力で強烈な突っ込みを強引に止めるようなことは苦手です。
水中の障害物が比較的少なく、魚の引きを強引にねじ伏せる必要性が低いポイントでは、味わい深いやり取りを楽しめるでしょう。

対して7:3調子は穂先の部分の曲がり方が極端に大きくなっており、胴が硬めで竿先付近で中心的に魚の引きを受け止めるタイプのヘチ竿です。
胴が硬めの味つけになっているので、魚が掛かると竿先の部分の弾力はほとんど殺した状態で、胴のパワーを最大限に活かして主導権を握る形となります。
水中に障害物が多数点在しており魚を絶対に大きく走らせたくないシーンや、魚が掛かった際に海底に向かって鋭く突っ込むことが想定される浅いタナ狙いのシーンなどで活躍するでしょう。
そのかわりラインに加わる負担は、前述した6:4調子のヘチ竿以上となってしまいます。
また掛かった魚が胴の強い反発力を感じると、驚いてさらに激しく暴れるため、ゴツゴツとした不自然な引きになってしまうのもデメリットです。

釣り方のスタイル、ターゲットの種類やサイズ、タックルセッティングなどを総合的に勘案したうえで、ベストな調子のヘチ竿を選びましょう。

硬さもヘチ竿では重要なポイント

釣り 夕陽


ヘチ竿における硬さの分類は、若干あいまいな部分もありますが、基本的にはやわらかいものから順に「中調子」、「中硬調子」、「硬調子」の3種類です。
分類名に調子とついていますが、前項で説明した調子とは無関係なので注意してください。

やわらかいヘチ竿はクッション性が良好なので細いラインでも安心してやり取りでき、魚も暴れにくいのが特長です。
しかしながらパワー面での弱点は否めず、特に浅いタナで魚が掛かるとロッドの弾力だけでは対応し切れず、道糸を出さざるを得ないことも少なくありません。

硬いヘチ竿の長所は魚の引きをねじ伏せるパワーであり、障害物周辺や浅ダナなどにおけるヘチ釣りではなくてはならない存在です。
とはいえブランクス全体に衝撃を分散させることができない分、やはりクッション性は低く魚も激しく暴れてしまいます。

なおヘチ竿の硬さは前項で説明した調子とも直接的に関連しており、設定されている調子によって硬さの体感値は変化します。
例えば6:4調子のヘチ竿は、硬調子のものでも比較的しなやかに感じられますが、7:3調子のヘチ竿では中調子のものでも胴の硬さが際立って感じられるでしょう。

ヘチリールはスムーズな回転が命

フライリール


ヘチ釣りでは道糸の出し巻きを頻繁に繰り返すことが少なくないため、ヘチリールのスムーズな回転は命です。
特に仕掛けの落下速度にあわせてゆっくりとスプール(リールの糸巻き部分)を反転させ道糸を出していく釣り方では、軽快で滑らかな回転は快適性を大きく左右します。

ヘチリールにおいて回転性能を左右するのは、スプールや スプールシャフト (スプールの中心の軸)についている、「ボールベアリング」と呼ばれるパーツの数や品質です。
ボールベアリングは回転動作時における各種パーツ同士の摩擦抵抗を減らし、円滑な回転動作を支えるパーツです。

近年登場しているほとんどのヘチリールは、ボールベアリングの個数が公称スペックとして公開されており、2個が標準的となっています。
ただ品質については、ボールベアリングを製造しているメーカー、並びに塗布されているオイルの種類や量によって大きく変わる要素です。
後述するヘチリールおすすめ人気ランキングTOP5にランクインしていないヘチリールを購入する際は、釣具店の店頭で実物に触れ、回転のスムーズさを確認しておくことを強くおすすめします。

ヘチリールでは操作性も肝心

シマノ (SHIMANO) チヌ・石鯛リール

シマノ (SHIMANO) チヌ・石鯛リール  13 リンユウサイ88 スペシャル
一般的なヘチリールは釣りの最中に反転しないよう、常にスプールを指で押さえている必要があります。
リールをロッドに装着した状態で指が自然な形でスプール上に乗る設計になっていないと、不自然な指のポジションでスプールを押さえなければならず、多大なストレスを感じることになるでしょう。

またスプールをしっかりと押さえることができるよう、スプールに開いている穴の大きさや位置も、リールそのものの操作性を左右する重要なポイントです。
前述した回転のスムーズさと同様、後述するヘチリールおすすめ人気ランキングTOP5にランクインしていないヘチリールを購入する際は、実際に実物に触れるのが無難でしょう。

近年のヘチリールには、移動中や仕掛けのセッティングの最中にスプールが無抵抗で反転してしまわないよう、反転時にブレーキングを行う「クリックブレーキング機構」などをはじめとする各種便利機能が搭載されています。
それらをフルに活用し釣果アップに役立てていくためには、機能の操作性についても注目したいところです。

ヘチ釣りタックルの最安値と価格帯の特徴について

財布 電卓


しなやかな短い竿で大型の魚とやり取りするというヘチ釣りならではの特徴ゆえ、ヘチ竿は初心者向けのグレードのものであっても、価格設定は比較的高めです。

低価格をウリにしているヘチ竿では5,000円台のものもありますが、実用性の低さは否定できません。
なかには「魚が掛かった瞬間にブランクスの中心から真っ二つに折れた」という衝撃的な評価が聞かれる商品もありますので、手ごろな価格のものを購入したい場合でも、8,000~12,000円の製品を選ぶのが無難です。

コストパフォーマンスに優れており、ある程度の実用性を備えた売れ筋の価格帯は12,000~28,000円です。
この価格帯のヘチ竿はトータルバランスが高く、20,000円を超えるヘチ竿であれば実際のヘチ釣りにおいて想定されるさまざまな状況に、ある程度柔軟に対応できるものも多数存在しています。

28,000円を超える価格が設定されているヘチ竿は、基本的な性能の高さはもちろんのこと、さらなる快適性やデザイン性の追求が図られています。
ヘチ釣り初心者には手の届きにくい価格ですが、中価格帯までのヘチ竿では絶対に実現できない圧倒的な品質が魅力です。

ヘチリールについては20,000円が境界線となっており、回転のスムーズさや操作性に大きな差が生じています。

最安のものは1,000円台からラインナップがありますが、実用性を鑑みると4,000円以上のヘチリールを選択するのが賢明でしょう。
ただ20,000円を超えない限り基本的な性能に大差はなく、あくまでヘチ釣りの経験を積んでいくための通過点として購入する形です。

20,000円を超えるヘチリールは、滑るようになめらかでノイズレスな回転と、良好な操作性とを誇っています。
グレードの低いヘチリールとの性能差は非常に大きいので、ヘチ釣りを本格的に楽しむことが確実なのであれば、入門段階であっても20,000円台の良質なヘチリールがおすすめです。

ヘチ釣りタックルおすすめ人気ランキング

フライリール


前述の通りヘチ釣りは道具立てがシンプルなため、タックルの性能が釣果に及ぼす影響はほかの釣り方以上に大きくなります。

ここでは筆者一押しの5種類のヘチ竿と5種類のヘチリールをそれぞれランキング化した、ヘチ釣りタックルおすすめ人気ランキングをご紹介します。

ヘチ竿おすすめ人気ランキングTOP5

ランクインしている各種ヘチ竿の5段階評価のポイントは以下の3つです。

・クッション性
・パワー
・竿全体の感度

5位 宇崎日新 プロステージ 攻堤ヘチ 300

クッション性
パワー
竿全体の感度
総合おすすめ度

長さ:300cm
自重:145g
穂先のタイプ:-

大手タックルメーカーである「宇崎日新」が製造する、「ニッシン」ブランドのヘチ竿です。

コストパフォーマンスの高さはピカイチで、ヘチ釣りにはじめて挑戦する方にはもってこい。
特に振り出し竿(ブランクスを構成する各節が伸び縮みし、太い方の節の内部に収納されるタイプの竿)である点は、「ヘチ釣り初心者でも扱いやすいように配慮が払われている証」と評価できるでしょう。
ヘチ竿としての基本的な性能を重視した実用的な設計が随所に光っており、実際に所有している筆者も価格以上の品質を実感しています。

ただ肘当てがついていないため、長時間使用すると腕に掛かる負担が大きくなることは否めません。
またガイド内の道糸の滑りがあまりよくないこともあり、あらかじめ一定量の道糸を出しておく釣り方を中心に使う形となります。

4位 宇崎日新 エリクシア 並継ヘチ RED

クッション性
パワー
竿全体の感度
総合おすすめ度

長さ:270cm
自重:160g
穂先のタイプ:カーボン製ソリッド穂先

宇崎日新のニッシンブランドのヘチ竿です。

同価格帯のヘチ竿のなかでは竿全体の感度が非常によく、道糸のわずかな振動も感じ取れる点は確かな武器となるでしょう。
ガイド(リールを装着して使うタイプのロッドについている、ラインを通すための穴の枠の部分)やガイドリング(ガイドの内側のリング)の品質も良好で、釣り方のスタイルを問わず高いポテンシャルを発揮してくれます。

特にリールシートが装着されている節は、ロクマル(60cm)クラスのチヌを相手にすることを想定したパワーが備わっており、大物狙いにも安心の作りです。
赤を基調とした存在感のあるデザインも、多くのヘチ釣り師を魅了しています。

3位 黒鯛工房 黒鯛師 THEヘチセレクションXT S-スペック305

黒鯛工房 黒鯛師 THEヘチセレクションXT
クッション性
パワー
竿全体の感度
総合おすすめ度

長さ:305cm
自重:140g
穂先のタイプ:チタン製穂先

チヌ釣り用各種タックルの企画、製造、卸売りを行っている「ウイング」が製造する「黒鯛工房」ブランドのヘチ竿です。

黒鯛工房はウキフカセ釣りを除く、さまざまなチヌ釣りに使われる各種タックルのみを専門としているブランドであり、チヌ釣り用タックル専従メーカーでしか実現できない細部へのこだわりが多くのヘチ釣り師から支持されています。

このヘチ竿は黒鯛工房の製品としてはリーズナブルな価格設定で、黒鯛工房ならではの品質を比較的手ごろな価格で体感できます。
特に道糸の微細な変化を釣り人に確実に伝えてくれる、高い感度が特徴の「チタン製穂先」は、実際のヘチ釣りで驚異的なパフォーマンスを見せつけてくれることでしょう。

また竿全体のパワーが強いモデルから順に「H-SPEC」、「V-SPEC」、「S-SPEC」の3種類が展開されており、ラインの太さや釣り方のスタイルにあわせたモデルチョイスが可能です。

ただし価格を低めに抑えているためか、パワーが強いモデルや長さが短いモデルでは、魚の引きに対するゴツゴツ感など多少荒削りな使用感が目立つ場面もあります。
それでも「中級アングラーがステップアップを図るには十分な性能を持つヘチ竿である」と評価できるでしょう。

2位 【黒鯛工房】黒鯛師 THEヘチリミテッド BB4 KOUCHO T285

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【黒鯛工房】黒鯛師 THEヘチリミテッド BB4 KOUCHO T285 [大型便]
価格:56160円(税込、送料別) (2018/8/24時点)

クッション性
パワー
竿全体の感度
総合おすすめ度

長さ:285cm
自重:154g
穂先のタイプ:チタン製穂先

ウイングの黒鯛工房ブランドのヘチ竿です。

黒鯛工房の通常タイプのヘチ竿の製品ラインナップのなかでは、品質、価格ともに最上位に位置するフラッグシップ(メーカーの象徴)的存在となっています。

最大の特徴はねじれや潰れに対する耐久性を高め、ブランクス全体のパワー強化に大きく貢献する、4軸構造の高密度カーボンが設計に取り入れられている点です。
特にパワフルなブランクスが特徴の「KOUCHO」モデルは、ロクマル(60cm)クラスのチヌを相手にする際や、水中に障害物が多数点在する場所でのやり取りを強いられた際などに、素材や構造そのものから生まれるパワーが威力を発揮します。

ガイドリングには「TORZITE」リングが用いられています。
TORZITEリングは大手タックルメーカーである「富士工業」が製造するガイドリングであり、ガイドリングと道糸との摩擦で生じる熱を迅速に逃がし、道糸へのダメージを極限まで抑えてくれる優れもの。
しかもダイヤモンドを超える硬度なので、道糸にPEラインを使用した場合でも、ガイドリングが顕微鏡レベルで削られて道糸を傷つけてしまう心配がありません。

1位 がまかつ がまチヌ へちさぐり銀治郎 M 2.7m

クッション性
パワー
竿全体の感度
総合おすすめ度

長さ:270cm
自重:147g
穂先のタイプ:フェノールグラス製ソリッド穂先

大手タックルメーカーである「がまかつ」が製造するヘチ竿です。

特筆すべきはなんと言っても、従来のヘチ竿の穂先において採用例が多かったフェノールグラスを、現在でも採用し続けている点でしょう。
フェノールグラスはしなやかさには定評があるものの、強度、パワー、重量などにおいてカーボンに劣っています。
近年フェノールグラスと同等のしなやかさを持つカーボンが身近になったこともあり、現行の多くのヘチ竿の穂先に用いられる素材はカーボンが主流です。

このヘチ竿は細いラインを使う場合に安心な、フェノールグラスならではの高いクッション性を最大限に活かしつつ、がまかつ独自のノウハウによってパワー面や重量面でのハンデを見事に克服しています。
最もしなやかな「M」モデルでは、ラインに負担を掛けることなく、チヌの引きを優しく受け止めてくれる長所が遺憾なく発揮されることでしょう。

もちろんガイドリングの品質や根本的な快適性などにも一切妥協はなく、まさに「ヘチ竿の最高峰」と評価するにふさわしい仕上がりです。

ヘチリールおすすめ人気ランキングTOP5

プロマリン(PRO MARINE) リール バトルフィールド黒鯛

プロマリン(PRO MARINE) リール バトルフィールド黒鯛 BK90NR
ランクインしている各種ヘチ竿それぞれの5段階評価は、以下の3つのポイントとなっています。

・回転のスムーズさ
・回転時の慣性力
・全体的な扱いやすさ

5位 シマノ 鱗夕彩 Esplaty 67 SPECIAL ゴールド

回転のスムーズさ
回転時の慣性力
全体的な扱いやすさ
総合おすすめ度

自重:120g
ラインキャパシティー:ナイロンライン2号が75m
スプールの直径:67mm
ボールベアリングの数:2
クリックブレーキング機構の有無:なし(ドラグ(掛かった魚が道糸を強く引っ張った場合に、スプールの逆転によってラインを送り出し、ラインブレイク(ラインが切れること)を防止する機能)あり)

大手釣り具メーカーである「シマノ」が製造するヘチリールです。

ドラグが搭載されているタイプのヘチリールなので、設定したドラグ力(ドラグが動作する基準となる負荷)でスプールが反転し、道糸が自動的に出る仕組みになっています。
そのため常時スプールを指で押さえている必要がなく、うっかり指を放してしまいがちなヘチ釣り初心者にはうってつけの製品でしょう。

現在市販されている多くのヘチリールのスプールの直径は80~90mmが主流となっていますが、このヘチリールは67mmとかなりコンパクトです。
小直径スプールは、道糸の出し入れのスピードや道糸のヨレやすさ(ラインの糸グセ)など、さまざまなデメリットがあることも事実です。
しかしながらヘチリールを触ったことがない方なら「扱いやすい」というメリットを十分に享受できます。

4位 プロマリン 海将黒鯛 レッド

回転のスムーズさ
回転時の慣性力
全体的な扱いやすいさ
総合おすすめ度

自重:107g
ラインキャパシティー:ナイロンライン3号が100m
スプールの直径:-
ボールベアリングの数:2
クリックブレーキング機構の有無:なし

各種タックルや各種マリンレジャー用品の企画や卸売りを行っている「浜田商会」がプロデュースする、「プロマリン」ブランドのヘチリールです。

同価格帯のほかのヘチリールと比較すると、回転のスムーズさは抜きん出ており、ワンランク上位のグレードのヘチリールと同等の回転性能を持っています。
ヘチリールとしては昔ながらの保守的なデザインですが、「入門者が購入しやすい価格で、入門者が無難に使える各種タックルを提供する」というプロマリンの精神を感じ取れる製品です。

とはいえクリックブレーキング機構がないため、移動時や仕掛けのセッティング時には、常に バックラッシュ (スプールが回り過ぎて余分な糸がからむこと)の心配がつきまといます。
必要に応じてスプールを固定するためのバンドなどを購入するのが望ましいでしょう。

3位 黒鯛工房 黒鯛師 THEヘチセレクション 88W-DG

黒鯛工房 黒鯛師 THEヘチセレクション 88W-DG
回転のスムーズさ
回転時の慣性力
全体的な扱いやすさ
総合おすすめ度

自重:115g
ラインキャパシティー:ナイロンライン2号,ナイロンライン2.5号,ナイロンライン3号がそれぞれ100m
スプールの直径:88mm
ボールベアリングの数:2
クリックブレーキング機構の有無:あり

ウイングの黒鯛工房ブランドのヘチリールです。

デザインは非常にシンプルですが、ヘチリールとしての基本的な性能の高さは折り紙つき。
ヘチ釣りにおいて特に重要な回転のスムーズさについては、黒鯛工房の上位に位置しているヘチリールと比較した場合でも遜色ありません。
また指が自然な形でスプール上に乗るような設計になっているため、スプールが非常に押さえやすく、ストレスフリーな使い心地を釣り人に提供してくれます。

カラーの異なる以下の5種類のモデルがラインナップされており、好みに合ったものを選択できるのも魅力の一つでしょう。

・レッド/チタン
・ゴールド/チタン
・チタン/ゴールド
・ブルー/シルバー
・ダークグリーン

これからヘチ釣りを本格的に楽しもうとお考えの方に、自信をもっておすすめできるヘチリールです。

2位 黒鯛工房 黒鯛師 ザ・アスリートヘチ 88W-TG

回転のスムーズさ
回転時の慣性力
全体的な扱いやすさ
総合おすすめ度

自重:105g
ラインキャパシティー:ナイロンライン2号,ナイロンライン2.5号,ナイロンライン3号がそれぞれ100m
スプールの直径:88mm
ボールベアリングの数:2
クリックブレーキング機構の有無:あり

ウイングの黒鯛工房ブランドのヘチリール。

黒鯛工房のヘチリールの製品ラインナップのなかで最上位に位置する商品であり、憧れの逸品と評価するヘチ釣り師も少なくありません。
シルキーな回転とストレスフリーな操作性は、まさにヘチリールの最高傑作と評価するに値する完成度です。

モデルラインナップはカラーの異なる以下の3種類で、所有することそのものに喜びを感じさせてくれるデザインもうれしいポイントです。

・チタン/ゴールド
・レッド/シルバー
・ゴールド/ブラック

初代モデルから数えて2代目となるモデルなので、品質にさらなる磨きが掛かっており、タックル選びにこだわるベテランヘチ釣り師も納得の仕上がりと言えるでしょう。

1位 シマノ リンユウサイ88 スペシャル

シマノ リンユウサイ88 スペシャル
回転のスムーズさ
回転時の慣性力
全体的な扱いやすさ
総合おすすめ度

自重:120g
ラインキャパシティー:ナイロンライン2.5号が100m
スプールの直径:88mm
ボールベアリングの数:2
クリックブレーキング機構の有無:あり

前述したようにヘチリールをはじめとするチヌ釣り用各種タックルは、黒鯛工房のものが特に広く知られており、性能の高さも多くの釣り人から認められています。
こちらはシマノのヘチリールですが、筆者が実際にこのヘチリールを使用したところ、基本性能の高さはもとより非常に使い勝手がよく「黒鯛工房の各種ヘチリールと対等に渡り合える」と感じました。

例えばスプールからリールシートまでの距離を8段階で調整できる「アジャスタブル8」と呼ばれる機能の利便性は特に秀でており、手の大きさや持ち方のクセなどに合ったポジションで常時快適に使うことが可能です。
また緩んで外れてしまいがちなネジ式ではない、ワンタッチロック式のスプール脱着機構や、操作性が抜群によいクリックブレーキング機構なども高く評価できます。

コストパフォーマンスの面から見ても魅力満載のヘチリールですが、ほかのものとは一線を画す独特のデザインや機能がふんだんに取り入れられている点については、購入時に注意が必要でしょう。
特にスプールを支えるフレームの上にスプールがかぶさるような設計になっている点は、一般的なヘチリールを長年使ってきた方にとっては、慣れるまでに多少時間を要するかもしれません。

ロッドとリール以外のヘチ釣りタックルおすすめ3選もご紹介!

ヘチ釣りではロッドやリールはもちろんのこと、ほかの各種ヘチ釣りタックルの選び方も非常に重要です。

ここではロッドとリール以外のヘチ釣りタックルおすすめ3選を取り上げます。

① 道糸

サンライン 黒鯛イズム 落とし込み マークウィン 2号

タイプ:ナイロンライン
太さ:2号
カラー:ホワイト,ブラック,エキサイトオレンジ,ミエールグリーンのミックス

大手繊維メーカーである「サンライン」が製造する、ナイロンラインの道糸です。

4種類のミックスカラーによって高い視認性を実現しており、道糸が見にくくなるマズメ時(多くの魚の活性が上がる、早朝と夕方の時間帯)でも的確にアタリを捉えることが可能です。

また「ダブルレジンプロセッシング」と呼ばれる2層の樹脂加工が施されているため、ガイドをスムーズに通り抜けてくれるのもうれしいポイントでしょう。

② スイベル

NTスイベル パワースイベル クロ #8


サイズ:#8
個数:10個入り

大手タックルメーカーである「太陽産業」が製造する、「NTスイベル」ブランドのスイベルです。

リングの部分を構成しているワイヤーの両端が、中央のパーツに固定されているタイプのスイベルであるため、ヘチ釣りで使われる小型のサイズのものでも高い強度を形にしています。

③ ハリス

クレハ シーガー グランドマックスFX 1.75号


タイプ:フロロカーボンライン
太さ:1.75号

大手繊維メーカーである「クレハ合繊」が製造する、「シーガー」ブランドのハリスです。

フロロカーボンラインならではの耐摩耗性の高さや比重の重さを最大限に引き出しつつ、従来苦手としてきた直線強度や結束強度の低さを克服しました。
エサ釣り全般で使用可能であり、筆者はもちろん多くの釣り人が品質の高さを認める、価格に見合う最高品質のフロロカーボンラインです。

ヘチ釣りタックルの使用上の注意点

ヘチリール


ヘチ釣りタックルにおいて、扱う際に特に注意が必要なのがヘチリールです。
一般的なヘチリールは、スプールが正転方向と反転方向の両方にノンブレーキで回転する仕組みになっているため、指でスプールをしっかりと押さえていないとバックラッシュを引き起こす可能性があります。

特にヘチリールは回転のスムーズさを重視した設計になっているため、わずかな力で道糸が引っ張られただけでもスプールが高速で反転してしまいます。
とはいえ常時強い力でスプールを押さえつけていると、指の疲労が増大しロッドをしっかりと握れなくなってしまいかねません。

通常は軽く指を乗せる程度の力で押さえておき、アワセを入れる際にのみしっかりと押さえるようにするなど、長時間のヘチ釣りでは力加減のバランスがキーとなります。
またリール選びの段階から、自然な形でスプールに指が乗る形状のヘチリールを選んでおくことも、快適なヘチ釣りを楽しむうえで重要なポイントと言えるでしょう。

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ヘチ釣りタックルの選び方にはとことんこだわろう!

青空 釣り


ヘチ釣りでは自分の釣り方のスタイル、ターゲットの種類やサイズ、釣り場の状況などを総合的に勘案した柔軟なタックル選びが大切です。

釣果でほかの釣り人と大きな差をつけたいのであれば、ぜひともヘチ釣りタックルの選び方にとことんこだわっていきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

魚川 一之助

大の釣りマニア

小学生の頃から釣りが大の趣味で、エサ釣りからゲームフィッシングまで幅広い釣りを楽しんでいます。
なるべく丁寧で分かりやすい説明を心掛けていきますので、お役に立てれば幸いです。