【釣り】リールの種類を徹底解説!ベイトリールからスピニングリールまで


現在、釣具店やインターネット通販ウェブサイトでは、さまざまな種類のリールが販売されています。
それぞれのリールは、特徴や適した用途が異なっていますので、釣り方に合ったものをチョイスすることが、釣果や快適性の向上のカギとなります。

この記事では、市販のさまざまな種類のリールを紹介しながら、基礎的な知識についてわかりやすく解説します。

リールの種類をご紹介!

リール


釣り人口の増加や科学技術の進歩によって、リールの種類は多様化の一途をたどっています。
なかには、外見上の違いは感じられないものの、実際には、内部構造がまったく異なっている種類のリールも存在しており、釣り初心者がベストなものを選択することは、決して簡単なことではありません。

ここでは、比較的幅広い釣り方で使われている代表的な4種類のリールそれぞれの特徴、各部名称、詳細な種類の分類について解説していきます。

① スピニングリール

スピニングリール

全体的な特徴は?


スピニングリールは、 スプール 自体は回転せずにラインを出し巻きするタイプのリールです。
リールとしては最もポピュラーな存在で、フィールドやターゲットの種類を問わず、幅広い釣りに用いられています。

ここでは、スピニングリール全般における3つの特徴を取り上げます。


市販のほとんどのスピニングリールには、4桁、または5桁の、「番手」と呼ばれる数字が付与されており、ボディーサイズによって大まかに分類されています。
しかしながら、近年のスピニングリールでは、番手における標準的なサイズよりもボディーサイズが小さい、「コンパクトボディータイプ」と呼ばれるものなどの、従来の番手の定義に当てはまらないスピニングリールが多数登場しています。
そのため、番手によってスピニングリールのボディーサイズを判断することは困難になっています。

① 操作方法が単純

釣り人


スピニングリールは、ベールとハンドルノブ(いずれも詳細は後述)とを操作するだけで、ラインの出し巻きを簡単に行えます。
操作方法が極めて単純なスピニングリールは、釣りの経験がまったくない方でも、すぐに扱い方を習得することができるでしょう。

また、 キャスト 時の操作方法も非常にシンプルですので、釣り初心者がキャストを用いる釣り方を行う際は、スピニングリールの使用が強く推奨されます。

② ライトなタックルセッティング向き

メバル



ここで取り上げるライトなタックルセッティングとは、強度が6lb(ポンド)以下のラインを用いることを指します。

スピニングリールは、キャスト時にラインが放出される際のメカニズムが非常に単純ですし、ライトなタックルセッティングでありがちなライントラブルも起きにくい構造です。
そのため、 ライトタックルセッティング でも余計なライントラブルに悩まされることなく、より簡単に仕掛けを遠投することが可能です。

また、スピニングリールはラインを巻き取る際のパワーが、「ベイトリールや両軸リールなどに比べて弱い」という特徴もあります(詳細は後述)。
特に ライトゲーム では、魚がルアーにくいついた際の、ラインに掛かっている重みのわずかな変化を的確に感じ取れるため、パワーの弱さが武器となる場面が少なくありません。

ですから、スピニングリールは、「ライトなタックルセッティングに向いている」と言えるのです。

② パワーが求められる釣り方には不適合

釣り人

詳細については後述しますが、スピニングリールは、 ローター に装着されているラインローラーによって、ロッドの ガイド から直線方向に侵入してくるラインを引っ掛け、ラインローラーでラインの角度を変更したあと、ローターの回転によってスプールにラインを巻き取っていく仕組みになっています。

スプール自体が回転することなく、ラインをスプールに巻くメカニズムはパワーロスが多く、アングラーがハンドルを回す力を、ラインを巻き上げるパワーに効率的に変換することが困難です。
また、後述するベイトリールや両軸リールと比較すると、 ドラグ の耐久性にも劣っており、大型魚との格闘では、ドラグが正常に機能しなくなってしまうことにもなりかねません。

故に、12kg以上の重さの大型魚を中心的に狙う釣り方においては、特定の場合を除き、スピニングリールが用いられる機会は少なくなります。

標準的なスピニングリールの各部名称は?

ダイワ 18イグジスト LT2500-XH

ダイワ 18イグジスト LT2500-XH

      ①リールフット→ロッドに装着する際に、ロッドのリールシート(リールを装着する部分)に挿し込んで固定する部分

 

      ②ドラグノブ→ドラグパワー(ドラグが動作する基準となる負荷)を調整するための部分

 

      ③スプール→ラインを巻く部分

 

      ④ベール→ラインローラーの角度を変更して、ラインの放出状態を変えるための部分

 

      ⑤ローター→ハンドルを回すことで回転し、ラインをスプールに巻いていく部分

 

      ⑥ハンドルシャフト→ハンドルノブの回転運動をギアシステムに伝達するための部分

 

      ⑦ハンドルノブ→手で持つための部分

 

      ⑧ストッパー→ハンドルの回転状態を変更するための部分

 

    ⑨ボディー→各種回転動作機構を覆っている部分(リールフットを含む)

種類は?


現在、一般的に販売されているスピニングリールは、主に6種類に分類することができます。

ここでは、6種類のスピニングリールそれぞれの特徴をご紹介します。

① 汎用スピニングリール

シマノ リール スピニングリール 18 ステラ 4000XG
シマノ リール スピニングリール 18 ステラ 4000XG

「汎用スピニングリール」という言葉はもともと、さまざまな釣り方にオールマイティーに使えるリールを指す言葉でした。
しかしながら、スピニングリールを使用する近年の多くのエサ釣りでは、特定の釣り方に特化された専用設計のスピニングリールを使う機会が多くなっています(詳細は後述)。
ですから、現在販売されている汎用スピニングリールは、 ゲームフィッシング 全般において汎用的に使用可能なスピニングリールとしての位置付けが強くなっています。

汎用スピニングリールは、小型から大型まで、幅広いボディーサイズのモデルがラインナップされており、用途に合ったモデルを選ぶ形となります。
また、各種汎用スピニングリールは、名称の違いがグレードの違いとなっていますので、「釣り初心者でも製品ごとの特徴の違いを理解しやすい」と言えるでしょう。

② SWタイプスピニングリール

シマノ (SHIMANO) スピニングリール 13 ステラ SW8000HG
シマノ (SHIMANO) スピニングリール 13 ステラ SW8000HG

SWタイプスピニングリールは、磯からアプローチするゲームフィッシングや、 オフショアソルトウォーターゲーム などに最適なスピニングリールです。

「SW」は、「ソルトウォーター」という言葉の頭文字を取ったものです。
当初のSWタイプスピニングリールは、前述した汎用スピニングリールよりも耐塩性を高め、塩分を含んだ水しぶきが絶えず上がる過酷な使用環境においても、高いパフォーマンスを発揮できるスピニングリールとして扱われていました。

しかしながら、汎用スピニングリールの耐塩性が高まった近年では、汎用スピニングリールを大きく超えるパワーや耐久性が備わったスピニングリールを、SWタイプスピニングリールとして定義するケースがほとんどです。
スピニングリールを使って、7kgオーバーの大型の青物やマグロ類などを狙い撃つゲームフィッシングでは、なくてはならない存在です。

③ 投げ釣り用スピニングリール

ダイワ リール 18 トーナメントサーフ 35 QD 3号用
ダイワ リール 18 トーナメントサーフ 35 QD 3号用

投げ釣り での使用に特化されたスピニングリールが、「投げ釣り用スピニングリール」と呼ばれるものです。

投げ釣り用スピニングリールは、ストローク(縦の幅)が長く、かつ大口径で、先端に向かって絞られるように角度がついた特徴的な形状のスプールが装着されています。
このスプール形状によって、キャスト時の遠投性能が飛躍的に向上しており、タックルセッティング次第では、200mを超える超ロングキャストも可能です。

通常の投げ釣り用スピニングリールは、ドラグが装備されていませんが、 ドラグフリー釣法 を行うことを目的に、ドラグが装備された投げ釣り用スピニングリールも販売されています。

④ レバーブレーキスピニングリール

ダイワ リール 18 銀狼 LBD
ダイワ リール 18 銀狼 LBD

レバーブレーキスピニングリールは、近年の ウキフカセ釣り で一般的に用いられているスピニングリールです。

レバーブレーキ は、 ローター の回転状態を瞬時に変えることができるため、魚とやり取りする際、ドラグだけでなく、ローターの反転によってもラインを放出できるのが利点です。
ドラグは、設定したドラグパワーでないと動作せず、放出量調整も機械的ですが、レバーブレーキは、アングラーによる手動の放出量調整が可能になっています。

そのため、ドラグパワーを強めに設定したうえで、レバーブレーキを中心的に使って魚の引きに対応することができ、難しいやり取りが求められるウキフカセ釣りには、まさにもってこいのスピニングリールなのです。

⑤ ヤエン釣り用スピニングリール

シマノ リール 13 アオリスタ BB 2500
シマノ リール 13 アオリスタ BB 2500

ヤエン釣り 用スピニングリールの最大の特徴は、2種類のドラグが搭載されている点です。

ヤエン釣り用リールには、掛かったアオリイカとのやり取りする際に使用する通常のドラグのほかに、「リアドラグ」と呼ばれる、 ボディー の後方についている調整ダイヤルでドラグパワーを調整するタイプのドラグもついています。
リアドラグは、アオリイカがエサに抱きついてラインが引っ張られた際、アオリイカに違和感を感じさせないよう、ラインを出す際の テンション を調整するための機能です。

現在販売されているほとんどのヤエン釣り用リールは、ドラグとリアドラグとの動作切り替えを クラッチレバー で行えるようになっています。
実際のヤエン釣りでは、アタリ待ちからヤエン投入までの段階はリアドラグを使い、やり取り時のみドラグを使う形となります。

アオリイカのキャッチ率を向上させ、ヤエン釣りでよりよい釣果を得たいのであれば、ヤエン釣り用リールは不可欠でしょう。

⑥ ヨーロピアンカープゲーム用スピニングリール

ダイワ リール 18 リーガルプラス BR 4500BR
ダイワ リール 18 リーガルプラス BR 4500BR

ヨーロピアンカープゲーム用スピニングリールは、 ヨーロピアンカープゲーム での使用に特化して設計されたスピニングリールです。

前述のヤエン釣り用スピニングリールと同様、ドラグとリアドラグとが装備されており、クラッチレバーによる動作切り替えができる設計になっています。
ドラグフリー釣法が一般的なヨーロピアンカープゲームでは、リアドラグの必要性は非常に高く、特に、ラインセンサーでアタリを検知するスタイルの釣り方の場合は必須です。

おすすめのスピニングリールは?

釣り リール


前述したように、スピニングリールには、オールマイティー性の高いものから、特定の釣り方に特化されたものに至るまで、あらゆる種類のものがあります。

ここでは、ゲームフィッシングを広域にカバーしてくれる汎用スピニングリールのなかから、グレードの異なる2種類の汎用スピニングリールをご紹介します。

ダイワ クレスト 2506H


自重:280g
ギア比:5.3
最大巻き上げ長:80cm
最大ドラグパワー:4kg
ラインキャパシティー:ナイロンライン5号とフロロカーボンライン5号とがそれぞれ140m, PEライン0.8号が140m

大手タックルメーカーである「グローブライド」が製造する、「ダイワ」ブランドの汎用スピニングリールです。

ダイワの汎用スピニングリールの製品ラインナップのなかでは下位に位置していますが、大手タックルメーカーの製品らしい基本性能の高さが魅力です。
特に、ハンドル回転のスムーズさやドラグの性能については、「大手タックルメーカー以外のタックルメーカーが製造する、ワンランク上位のグレードの汎用スピニングリールを上回っている」と言っても過言ではありません。

良好なコストパフォーマンスも高く評価でき、釣り初心者に自信を持っておすすめできるスピニングリールです。

② シマノ ヴァンキッシュ C2000HGS


自重:155g
ギア比:6.1
最大巻き上げ長:80cm
最大ドラグパワー:3kg(実質的なドラグパワーは2kg)
ラインキャパシティー:ナイロンライン4号が100m, フロロカーボンライン3号とPEライン0.8号とがそれぞれ110m

大手タックルメーカーである「シマノ」が製造する汎用スピニングリールです。

シマノの汎用スピニングリールの製品ラインナップにおいては、このリールの上位には、最高級汎用スピニングリールとして君臨している「【シマノ】ステラ」がラインナップされています。
ステラが持つ確かな存在感に比べると、どうしてもワンランク下のイメージが拭えませんが、同様のスペックのモデルで比較した場合、ステラよりも自重が軽いことは注目すべきポイントです。

また、ハンドル回転の軽やかさについても、わずかながらステラより秀でており、さまざまな意味で軽さを前面に押し出した設計が光っています。
このリールが持つ軽さは、特にライトゲームにおいて強力な武器となり、いかなるシーンでもアングラーの心強いパートナーとなってくれることでしょう。

【こちらもCHECK】スピニングリールに関連するおすすめ記事はこちら

シマノのスピニングリールおすすめ人気ランキングTOP10【2018年最新版】

2018.06.28

スピニングリールおすすめ人気ランキングTOP15!ハンドルノブやメンテナンス&使い方についても【2018年最新版】

2018.02.15

② ベイトリール

釣り リール

全体的な特徴は?

ベイトリールは、スプール自体が回転することでラインを出し巻きするタイプのリールです。
以前は、一部のゲームフィッシングにのみ使われる特殊な種類のリールとされていましたが、基本性能が大幅に向上した近年では、幅広いゲームフィッシングで使用されるスタンダードなリールとなっています。

ここでは、ベイトリール全般における3つの特徴について解説していきます。

① ブレーキシステムが装備されている

ベイトリール

スプール自体が回転する仕組みになっているリールは、ラインの過放出をタイムリーに抑制する機構がついていないと、前述のスピニングリールと同様のキャスト方法でキャストを行った場合に、仕掛けの飛距離が大幅に低下したり、ラインが バックラッシュ したりするリスクが常につきまといます。
ベイトリールには、「メカニカルブレーキ」と呼ばれる、スプール回転時の ブレーキングパワー を調整する機構がついていますが、メカニカルブレーキによるライン過放出の抑制は、遠投力を大きく損なう主原因となります。

そのため、ベイトリールには、バックラッシュの防止と遠投力の向上とを高次元で両立する、「ブレーキシステム」と呼ばれる機構が装備されています。
ブレーキシステムは、遠心力と磁力とのいずれかの力を利用してスプールの回転速度を制御し、バックラッシュの危険性が高まるタイミングが生まれることを防ぎながら、より遠距離まで仕掛けを投射してくれます。

近年は、ブレーキシステムの性能が大幅に向上したことによって、ベイトリール未経験者であっても、実際的なキャストを楽にできるようになっています。


近年、大手タックルメーカーから発売されているベイトリールは、「ロープロフィールボディータイプ」と呼ばれる、上から押しつぶしたような低めの高さのボディーのものと、「クラシカルボディータイプ」と呼ばれる、従来の両軸リール(詳細は後述)と同様の太鼓型のボディーのものとに大別されます。
クラシカルボディータイプのベイトリールは、両軸リールと比較した場合の外見上の違いはほとんどありません。
ですから、現在では、太鼓型のボディーのリールのなかでも、ブレーキシステムが搭載されているものをベイトリールとして定義する見解が一般的となっています。

② パワフルなやり取りが可能

釣り リール 竿


前述のスピニングリールは、ローターを介してラインの巻き上げを行います。
当然、ラインローラーとラインとの摩擦によって強い抵抗力が発生していしまいますし、大きな負荷がローターに加わると、ローターがゆがむこともあるため、パワーロスの原因となる要素が数多く存在しています。

一方のベイトリールは、スプール自体を回転させることでラインの出し巻きを行いますし、ハンドルの回転方向とスプールの回転方向とが同じです。
そのため、アングラーがハンドルを回す力をライン巻き上げのパワーに変換する際の効率が極めてよく、パワフルな巻き上げを実現しています。

また、ベイトリールは、スプールがロッドの上部に位置するポジションで使いますので、力ずくでハンドルを回さなければならない場面でも、自然な姿勢でハンドルに力を入れることが可能です。
加えて、ドラグの耐久性も高く、強いドラグパワーでの長時間のやり取りが求められる釣りにはぴったりでしょう。

③ 遠投力にはバラつきがある

釣り人



・フィネスゲーム
→ 特定のゲームフィッシングにおいて, 標準的なタックルセッティングよりもライトなタックルセッティングで行うアプローチスタイル

・ベイトフィネスゲーム
→ ライトなタックルセッティングで行うゲームフィッシングを, ベイトリールを使って楽しむアプローチスタイル

前述の通り、ブレーキシステムは、「スプールの回転速度に一定の上限を設ける」という動作メカニズムです。
そのため、キャスト時に テンションフリー の状態でラインがスプールから放出されていくスピニングリールと比較すると、遠投力は劣っています。

ただ、近年のブレーキシステムの性能向上は目覚ましく、スピニングリールと同等の遠投力をうたい文句にしているベイトリールも発売されています。
とはいえ、ベイトリールの遠投力は、製品の種類ごとのバラつきが大きいのが現状ですし、タックルセッティングの状態に大きく依存している側面もあります。
特に、ライトなタックルセッティングを用いるゲームフィッシングに対するベイトリールの適合性は、「低い」と言わざるを得ません。
メカニカルブレーキ調整つまみ
なお、ライトなタックルセッティングに対応したベイトリールは、「フィネスゲーム対応ベイトリール」(「ベイトフィネスゲーム用ベイトリール」とも)と呼ばれており、近年は大手タックルメーカー各社が発売しています。
しかしながら、 バスゲーム を除き、ほとんどのゲームフィッシングでは、遠投力、コストパフォーマンス、必要性の点で、スピニングリールとの差は依然として埋まっていません。

標準的なベイトリールの各部名称は?

シマノ (SHIMANO) ベイトリール 17 バスワン XT 151 左ハンドル

シマノ (SHIMANO) ベイトリール 17 バスワン XT 151 左ハンドル

①スプール→ラインを巻く部分
②レベルワインダー→スプールの端から端まで均等にラインを巻き取っていくための機構(ついていないベイトリールもある)
③クラッチレバー→スプールの回転状態を変更するための部分
④メカニカルブレーキ調整つまみ→メカニカルブレーキのブレーキングパワーを調整するための部分
⑤ブレーキングパワー→調整ダイヤル
⑥ドラグノブ→ドラグパワー(ドラグが動作する基準となる負荷)を調整するための部分
⑦ハンドルシャフト→ハンドルノブの回転運動をギアシステムに伝達するための部分
⑧ハンドルノブ→手で持つための部分
⑨ボディー→各種回転動作機構を覆っている部分(リールフットを含む)
⑩リールフット→ロッドに装着する際に、ロッドのリールシート(リールを装着する部分)に挿し込んで固定する部分

種類は?

釣り竿 リール


現在、一般的に販売されているベイトリールは、主に4種類に分類することができます。

ここでは、4種類のベイトリールそれぞれの特徴について解説します。

① ソルトウォーターゲーム対応ベイトリール

シマノ リール ベイトリール ブラックバス 18 バンタム MGL HG 左ハンドル
シマノ リール ベイトリール ブラックバス 18 バンタム MGL HG 左ハンドル

そもそもベイトリールは、バスゲームにおいて誕生し、進化したリールです。
当然、誕生当時のベイトリールは、 フレッシュウォーター のフィールドでの使用が想定されており、ソルトウォーターで使うことは考慮されていませんでした。

その後、ベイトリールの性能が飛躍的に向上し、ベイトリールならではのメリットが多くのアングラーに知れ渡るようになると、「ソルトウォーターゲームでもベイトリールを活用する」という考え方が生まれました。
そこで、大手タックルメーカー各社が、動作不良の原因となる塩分への耐久性を高めたソルトウォーターゲーム対応ベイトリールを開発したことで、ソルトウォーターゲーム全般でベイトリールを用いる機会が増えていきました。

現在では、多くのベイトリールがソルトウォーターゲームに対応しており、バスゲームでの使用に重きが置かれた設計のベイトリールであっても、ソルトウォーターゲームに流用できるものが主流となっています。

② フレッシュウォーターゲーム用ベイトリール

ダイワ(Daiwa) ベイトリール 14 SS エア 8.1L
ダイワ(Daiwa) ベイトリール 14 SS エア 8.1L

前述したように、現在発売されているベイトリールの多くは、ソルトウォーターゲームに対応しています。
とはいえ、フレッシュウォーターでしか使用できないフレッシュウォーターゲーム用ベイトリールも、少数ながら発売されています。

ソルトウォーターゲーム対応ベイトリールは通常、 塩ガミ を起こしにくい ベアリング が採用されています。
特に、「ボールベアリング」と呼ばれるベアリングは、耐塩性を高めると、わずかではあるものの、回転が重くなってしまったり、重量が増加してしまったりします。

そのため、軽快な回転やリールの軽量性がシビアなレベルで求められるバストーナメントなどにおいては、フレッシュウォーターゲーム用ベイトリールが用いられることがあります。

③ ショアソルトウォーターゲーム用ベイトリール

シマノ (SHIMANO) ベイトリール 17 エクスセンス DC XG 右ハンドル
シマノ (SHIMANO) ベイトリール 17 エクスセンス DC XG 右ハンドル

ソルトウォーターゲーム対応ベイトリールは数多くありますが、搭載されているブレーキシステムの目的は、製品によって異なっています。

ショアソルトウォーターゲーム では、キャストによるアプローチが一般的です。
故に、ショアソルトウォーターゲーム用ベイトリールに搭載されているブレーキシステムは、 フルキャスト に対応した設計になっています。

ショアソルトウォーターゲーム用ベイトリールは、キャスト時には高いパフォーマンスを発揮してくれますが、 バーチカルスタイル でのアプローチが中心となるゲームフィッシングでは、ブレーキングパワーが強すぎるため、非常に使い勝手が悪いベイトリールです。

④ オフショアソルトウォーターゲーム用ベイトリール

ダイワ リール ソルティガ BJ 200SH
ダイワ リール ソルティガ BJ 200SH

オフショアソルトウォーターゲームは、魚の住処の上からゲームを行うため、バーチカルスタイルでのアプローチが基本です。
当然、ブレーキングパワーが一定のレベルまで弱められたベイトリールの使用が望ましく、ほとんどのオフショアソルトウォーターゲーム用ベイトリールについているブレーキシステムは、バックラッシュを簡易的に防止する目的のものです。

基本的には、純粋なバーチカルスタイルでのアプローチであれば、メカニカルブレーキのみでもバックラッシュを防止できます。
しかしながら、近年では、軽い アンダーキャスト で少し沖にルアーを投入する機会も少なくなく、そういったシーンにおけるバックラッシュの防止を目的にブレーキシステムが搭載されています。

なお、本格的な キャスティングスタイル でのアプローチでは、ブレーキングパワーが弱く、まったく使い物になりません。

おすすめのベイトリールは?

釣り リール


前述の通り、ベイトリールは、キャスト時のパフォーマンスが製品ごとに大きく異なっていますので、キャストを行う釣り方で用いるベイトリールを選ぶ際には、慎重さが求められるでしょう。

ここでは、ブレーキシステムの性能に特に注目したうえで筆者が厳選した、2種類のソルトウォーターゲーム対応ベイトリールを取り上げていきます。

① ダイワ タトゥーラ SV TW 7.3R


自重:200g
ギア比:7.3
最大巻き上げ長:74cm
最大ドラグパワー:5kg
ラインキャパシティー:ナイロンライン16lbとフロロカーボンライン16lbとがそれぞれ40~80m(PEラインの使用は不適合)
ブレーキシステムの種類:SVコンセプトテクノロジー採用マグネットブレーキ

グローブライドのダイワブランドのソルトウォーターゲーム対応ベイトリール(もともとはバスゲーム用)です。

最大の特徴は、搭載ブレーキシステムがSVコンセプトテクノロジー採用 マグネットブレーキ となっている点です。
SVコンセプトテクノロジーは、「インダクトローター」と呼ばれる、磁力によるブレーキングを行う機構が介入する際のタイミングやブレーキングパワーを最適化することで、メカニカルブレーキに頼ることなく、ブレーキシステムのみでバックラッシュの防止と遠投力の向上とを両立する画期的なテクノロジーです。
柔軟なラインキャパシティー設定が、バックラッシュの防止や遠投力の向上に大きく貢献している側面もありますが、ブレーキシステム自体の品質は折り紙つきです。

また、キャスト時と巻き取り時とで レベルワインダー の形状が変化する、「TWS(Tウイングシステム)」テクノロジーの採用との相乗効果によっても、ストレスフリーな使用感と驚異的な遠投力とを見せつけます。

② シマノ スコーピオン DC 101HG


自重:215g
ギア比:7.2
最大巻き上げ長:77cm
最大ドラグパワー:5.5kg
ラインキャパシティー:ナイロンライン14lbとフロロカーボンライン14lbとがそれぞれ100m(PEラインの使用は不適合)
ブレーキシステムの種類:I-DC5テクノロジー採用デジタルコントロールブレーキシステム

シマノのソルトウォーターゲーム対応ベイトリール(もともとはバスゲーム用)です。

電磁石をコンピューターで制御することでブレーキングを行う「デジタルコントロールブレーキシステム」は、国内タックルメーカーでは、シマノのみが量産製品に採用しています。
デジタルコントロールブレーキシステムは、従来のブレーキシステムの常識を根底から覆す画期的なブレーキシステムとして注目を集めましたが、登場したばかりの新しいブレーキシステムであるが故に、ブレーキングのタイミングなどにおいて、さまざまな問題点も浮き彫りとなっていました。

このリールは、最初にデジタルコントロールブレーキシステムを採用した、2006年発売の初代「【シマノ】アンタレスDC」の発売から10年以上が経過した2017年に産声を上げました。
この間に性能の熟成が進んだことで、ルアーの重量の違いによる遠投力のバラつきなどのさまざまな欠点が改善され、多くのアングラーから最強のブレーキシステムとしての評価を勝ち取りました。

比較的低価格のベイトリールで、デジタルコントロールブレーキシステムのよさを体感できるようになった点は、「デジタルコントロールブレーキシステムの歴史に新たな1ページを刻んだ」と評価するにふさわしいでしょう。

【こちらもCHECK】ベイトリールに関連するおすすめ記事はこちら

シマノのベイトリールおすすめ人気ランキングTOP15!メンテナンス方法も【2018年最新版】

2018.06.27

ダイワのベイトリールおすすめ人気ランキングTOP15!メンテナンス方法も【2018年最新版】

2018.06.26

ベイトリールおすすめ人気ランキングTOP15!使い方やメンテナンスについても【2018年最新版】

2018.02.16

③ 両軸リール

釣り リール ライン

全体的な特徴は?


両軸リール(「両軸受けリール」とも呼ばれる)は、スプール自体が回転することでラインを出し巻きするタイプのリールです。
前述のベイトリールの普及によって、両軸リールが使われる機会はエサ釣りが中心になっています。

ここでは、両軸リール全般における3つの特徴を取り上げていきます。

① ブレーキシステムが装備されていない

釣り竿 リール


両軸リールにはブレーキシステムが装備されていません。
そのため、キャストを行う釣りでの使用は不可能です。

現在では、キャストを行わない釣り方のエサ釣りに限って、両軸リールが使われています。

② パワフルなやり取りが可能

釣り 竿


前述したベイトリール同様、スプール自体を回転させることでラインの出し巻きを行う両軸リールは、アングラーがハンドルを回す際の力を、ラインの巻き取り時のパワーに変換する際の効率が良好な仕組みになっています。
ですから、強い力でラインをグイグイと巻き上げていく使い方が求められる釣りでは、確かな武器となります。

また、ドラグの耐久性もベイトリール同様に高く、大型魚狙いの船釣りでの使用にはもってこいです。

③ 超大型魚狙いに使用可能
前述したベイトリールの場合、オフショアジギングに用いられる最大サイズのものでも、4前後のPEラインを扱えるラインキャパシティーが設定されたサイズが上限です。
それに対し、両軸リールは、30kgを超える魚を相手にする釣り方に適合する超大型サイズのものも存在しています。

ですから、ベイトリールが普及した近年であっても、桁外れのパワーと耐久性とが求められるツナゲームやシャークゲームでは、専ら両軸リールが使われます。


ジグ
→ 重量が重い金属製のルアー

標準的な両軸リールの各部名称は?

ダイワ(Daiwa) 両軸リール 16 プリード 150H

ダイワ(Daiwa) 両軸リール 16 プリード 150H

①スプール→ラインを巻く部分
②レベルワインダー→スプールの端から端まで均等にラインを巻き取っていくための機構(ついていないベイトリールもある)
③クラッチレバー→スプールの回転状態を変更するための部分
④メカニカルブレーキ調整つまみ→メカニカルブレーキのブレーキングパワーを調整するための部分
⑤ドラグノブ→ドラグパワー(ドラグが動作する基準となる負荷)を調整するための部分
⑥ハンドルシャフト→ハンドルノブの回転運動をギアシステムに伝達するための部分
⑦ハンドルノブ→手で持つための部分
⑧ボディー→各種回転動作機構を覆っている部分(リールフットを含む)
⑨リールフット→ロッドに装着する際に、ロッドのリールシート(リールを装着する部分)に挿し込んで固定する部分

種類は?

リール ライン


現在、一般的に販売されている両軸リールは、主に3種類に分類することができます。

ここでは、3種類の両軸リールそれぞれの特徴についてご紹介します。

① 小型両軸リール

シマノ (SHIMANO) 穴釣り リール クラブデミ 20RL ブラウン
シマノ (SHIMANO) 穴釣り リール クラブデミ 20RL ブラウン

小型両軸リールは、主に 探り釣り穴釣り で使われる機会の多い両軸リールです。

両軸リールは、前述のベイトリールと同じように、スプールがロッドの上部に位置するポジションで使用するため、重心がロッドよりも上に位置することになります。
ですから、ロッドを手で持った状態でアタリを待つ釣り方における使い勝手が良好であり、「探り釣りや手持ちスタイルの穴釣りへの適合性は唯一無二」と評価できるでしょう。

② 船釣り用両軸リール

ダイワ リール 14 ミリオネア 100
ダイワ リール 14 ミリオネア 100

ベイトリールのラインナップが豊富になった近年では、ブレーキシステムがついていない、純粋な船釣り用両軸リールは少数となっています。
とはいえ、オートマチックなブレーキシステムに頼ることなく、手動操作ならではの感覚を楽しみたいアングラーや、スプール自体が回転するタイプのリールの基礎的な操作方法について学びたい釣り初心者にとっては、選択する価値が十分にあるリールでしょう。

また、ツナゲームやシャークゲームでは、パワーや耐久性の面でベイトリールの選択肢はなくなるため、必然的に大型の船釣り用両軸リールを使う形となります。

④ イシダイ釣り用両軸リール

シマノ (SHIMANO) チヌ・石鯛リール  15 海魂 3000T
シマノ (SHIMANO) チヌ・石鯛リール  15 海魂 3000T

陸続きの釣り場からアプローチするエサ釣りにおいて、ブレーキシステム非搭載の両軸リールが使われるケースは少なく、イシダイ釣りとタコ釣りのみとなっています。

タコ釣りについては、専用設計の両軸リールは存在しておらず、船釣り用両軸リールを流用する形となりますが、イシダイ釣りには専用設計の両軸リールが存在しています。
イシダイ釣り用の両軸リールは、イシダイ釣りではスタンダードな18号前後のナイロンラインが扱えるよう、深いスプールがついている点が特徴的です。


コマセ で魚を寄せ、オキアミを用いて青物類やイサキなどを狙う遠投カゴ釣りでも、場合によっては、両軸リールが使用されることもあります。

おすすめの両軸リールは?

釣り リール


前述した通り、ベイトリールの性能や普及率が向上した近年では、両軸リールの種類は非常に少なくなっています。

ここでは、筆者おすすめの船釣り用両軸リールをご紹介します。

ダイワ ミリオネア 200


自重:320g
ギア比:5.1
最大巻き上げ長:60cm
最大ドラグパワー:5kg
ラインキャパシティー:ナイロンライン4号が140m, PEライン3号が180m

グローブライドのダイワブランドの船釣り用両軸リールです。

純粋な船釣り用両軸リールとしては貴重な存在であり、根強い人気のあるリールです。
小型から中型までのサイズの魚を狙う幅広い釣り方に使用可能であり、複雑な構造のブレーキシステムが搭載されていないため、流水による洗浄も気軽に行えます。

ドラグには、高耐久性が特徴の「UTD(アルティメットトーナメントドラグ)」テクノロジーが採用されており、不意の大物が掛かった際にも安心して格闘できます。

【こちらもCHECK】両軸リールに関連するおすすめ記事はこちら

タコ釣りにおすすめのリール人気ランキングTOP5【2018年最新版】

2018.06.28

④ 片軸リール

フライリール

全体的な特徴は?


片軸リール(「片軸受けリール」とも呼ばれる)は、スプール自体が回転することでラインを出し巻きするタイプのリールです。
詳細については後述しますが、キャストはできないものの、ライン操作のしやすさをいかし、頻繁にラインを出し巻きする釣り方で幅広く使われています。

ここでは、片軸リール全般における3つの特徴について解説していきます。

① 細かなライン操作が瞬時に可能

フライリール

片軸リール以外のリールの場合、少量のラインを出すためにはまず、 ベール を倒したり、クラッチをオフにしたりして、スプールからラインが放出される状態にします。
その後、ラインが余分に出ないよう、 サミング しながらラインを少しずつ出していく面倒な操作を強いられます。

片軸リールの多くは、 ギアシステム がついておらず、常にスプールが正転方向と反転方向との両方に回転する仕組みになっています。
後述する、 イカダ釣り 用片軸リール、一部の 落とし込み釣り前打ち釣り 用片軸リール、ワカサギ釣り用片軸リールのように、ギアシステムがついている片軸リールの場合でも、クラッチ操作を一度行うだけで、常にスプールが正転方向と反転方向との両方に回転する状態になるように作られています。

そのため、少量のラインを巻いたり出したりする細かなライン操作が瞬時に可能な点が、「最大の長所」と言えます。
繊細な タナ取り が釣果に直結する釣り方では特に、片軸リールならではのメリットがいきるでしょう。


タナ
→ 水深の層

② 作りがシンプルでメンテンナンスが容易

シマノ (SHIMANO) チヌ・石鯛リール  13 リンユウサイ88 スペシャル
シマノ (SHIMANO) チヌ・石鯛リール  13 リンユウサイ88 スペシャル

前述の通り、片軸リールはギアシステム非搭載のものが多く、ギアシステム搭載の片軸リールであっても、各種回転動作機構の構造は簡易的です。
そのため、作りが非常にシンプルであり、メンテンナンス、修理、改造などが容易に行えます。

また、機械そのものの性能に依存しすぎることなく、よりダイレクトに魚との駆け引きを楽しめる点も、「単純な設計から得られるメリット」と評価できます。

③ 巻き取り時のパワーに難あり

ギアシステム非搭載の片軸リールは、スプールに直接ハンドルノブがついている作りですので、力を入れて巻く際に握りやすい大型のハンドルノブを装着することは、実質的に不可能です。
それ故、ラインの巻き取り時に力強さが求められる釣り方には不向きです。

ギアシステム搭載の片軸リールについても、ハンドルノブは大型化できるものの、ギアシステムが簡易的なものである以上、大きな巻き上げ トルク を生み出すことはできません。
片軸リールを用いる釣り方の多くは、巻き上げパワーが強く求められない釣り方や、あえて非力なリールを使うことで釣り味を楽しむ釣り方が中心となります。

標準的な片軸リールの各部名称は?

黒鯛工房 THEヘチリミテッド 88W-TG
黒鯛工房 THEヘチリミテッド 88W-TG

①スプール→ラインを巻く部分
②ハンドルノブ→手で持つための部分
③ボディー→各種回転動作機構を覆っている部分(リールフットを含む)
④リールフット→ロッドに装着する際に、ロッドのリールシート(リールを装着する部分)に差し込んで固定する部分

種類は?

フライリール


現在、一般的に販売されている片軸リールは、主に5種類に分類することができます。

ここでは、5種類の片軸リールそれぞれの特徴を解説します。

① ヘチ釣り用片軸リール

プロマリン(PRO MARINE) リール バトルフィールド黒鯛 BK90NR
プロマリン(PRO MARINE) リール バトルフィールド黒鯛 BK90NR

ヘチ釣り 用片軸リールは、片軸リールのなかで最もポピュラーな存在です。
ギアシステム非搭載の片軸リールであり、基本的には ノンブレーキング の状態で、常にスプールが正転方向と反転方向との両方に回転します。
実際のヘチ釣りでは、ロッドを持つ手の指でスプールを抑えながらの使い方となります。

なお、スプールが反転方向に回転する際にブレーキングを行う、「ドラグつきタイプ」と呼ばれるヘチ釣り用片軸リールもありますが、前述した片軸リールならではのよさを考慮すると、「無意味な選択肢」と言わざるを得ません。

② 落とし込み釣り・前打ち釣り用片軸リール

【Stork Corp】 フライリール 釣り アルミ合金製 前打ち 落とし込み フィッシングリール (ガンメタ)
【Stork Corp】 フライリール 釣り アルミ合金製 前打ち 落とし込み フィッシングリール (ガンメタ)

市販の落とし込み釣り・前打ち釣り用片軸リールは、ドラグつきタイプのヘチ釣り用片軸リールに似た外観や設計のものと、後述するイカダ釣り用片軸リールに似た外観や設計のものとがあります。

ドラグつきタイプのヘチ釣り用片軸リールに似たタイプの落とし込み釣り・前打ち釣り用片軸リールは、ヘチ釣り用片軸リールよりもスプールの直径がやや小さいのが特徴です。
ギア比は1ですので、より手巻きに近い感覚で魚とのやり取りをたん能できます。

イカダ釣り用片軸リールに似たタイプの落とし込み釣り・前打ち釣り用片軸リールは、ギア比がイカダ釣り用片軸リールよりも低く設定されています。
3より低いギア比によって、ナチュラルでエキサイティングな釣り味をなるべく殺さないようにしつつ、長いロッドを使う際に不可欠な、ラインの素早い回収スピードを実現しています。

③ イカダ釣り用片軸リール

シマノ (SHIMANO) チヌ・石鯛リール  12 セイハコウSP 60 レッド 左ハンドル
シマノ (SHIMANO) チヌ・石鯛リール  12 セイハコウSP 60 レッド 左ハンドル

イカダ釣りではもともと、小型両軸リールが使われていましたが、正確で素早いタナ取りが釣果を大きく左右することが広く知られるようになった近年では、繊細なライン操作ができるイカダ釣り用片軸リールの使用が一般的となっています。
イカダ釣り用片軸リールの登場によって、ライン操作ややり取りのしやすさが格段に向上し、チヌのキャッチ率は大幅にアップしました。

また、ライントラブルの発生頻度や、やり取り時におけるラインの操作性についても、小型両軸リールに比べて非常に優れており、イカダ釣りになくてはならないリールとしての地位を確立しています。

④ フライフィッシング用片軸リール

ダイワ(Daiwa) フライリール ロッホモア-SLA 5/6 リール
ダイワ(Daiwa) フライリール ロッホモア-SLA 5/6 リール

フライフィッシング 用片軸リールは、片軸リールのなかでも特によく知られており、「頻繁にラインの出し巻きを繰り返すフライフィッシングに適した設計のリールである」と言えるでしょう。

前述のヘチ釣り用片軸リールや、前述の落とし込み釣り・前打ち釣り用片軸リールと類似した外観が特徴的な片軸リールです。
近年は、 トラウト類 だけでなく、他の魚に対してもフライフィッシングの有効性が認められており、極太ラインを巻けるラインキャパシティーが設定されたものや、ソルトウォーターでの使用に対応したものも登場しています。

⑤ ワカサギ釣り用片軸リール

ダイワ(Daiwa) ワカサギ 手巻きリール クリスティア タナハンター
ダイワ(Daiwa) ワカサギ 手巻きリール クリスティア タナハンター

近年のワカサギ釣りでは、電動でラインの巻き上げを行うワカサギ釣り用電動リールが普及しています。
とはいえ、操作方法が単純で扱いやすく、面倒なメンテンナンスも不要なワカサギ釣り用片軸リールは、ワカサギ釣り初心者におすすめしたいリールです。

特に、大手タックルメーカー各社から発売されているワカサギ釣り用片軸リールは、タナを測るためのカウンターや、特定のタナで仕掛けの沈下を停止させる機能など、快適性を高める工夫が随所に施されたものも数多くあります。

おすすめの片軸リールは?

シマノ (SHIMANO) チヌ・石鯛リール  鱗夕彩 Esplaty 67 SPECIAL ゴールド
シマノ (SHIMANO) チヌ・石鯛リール  鱗夕彩 Esplaty 67 SPECIAL ゴールド

片軸リールは設計がシンプルな分、ベアリングなどの、リールそのものの基本性能を決定づける各種パーツの品質が重要になってきます。

ここでは、高い実用性を備えた一押しのイカダ釣り用片軸リールについてご紹介していきます。

シマノ セイハコウ リミテッド RC83 左ハンドル


自重:200g
ギア比:4.1
最大巻き上げ長:83cm
最大ドラグパワー:1.2kg
スプールの直径:65mm(底部の直径は46.3mm)
ラインキャパシティー:ナイロンライン2.5号とフロロカーボンライン2.5号とがそれぞれ100m

シマノのイカダ釣り用片軸リールです。

65mmの直径を持つ大型スプールと、4.1のギア比とによって、イカダ釣り用片軸リールとしては最長クラスの83cmもの最大巻き上げ長を誇っています。
最大巻き上げ長の長さは、素早いライン回収の実現に大きく貢献しており、タナ取りややり取りの際に、他のイカダ釣り用片軸リールとの差が特に際立つことでしょう。

ボディーには、冷間鍛造によって 剛性 を高める「”HAGANE”ボディ」テクノロジーが採用されており、ロクマル(*60cm*)クラスのチヌとのやり取りにおいても力不足を感じさせません。
ボールベアリングは7つ搭載となっており、シルキーな回転を高いレベルで形にしています。

価格は高価であるものの、リール選びにとことんこだわりたいベテランイカダ釣り師の要求にこたえるリールです。

【こちらもCHECK】片軸リールに関連するおすすめ記事はこちら

ヘチ釣りにおすすめのタックル人気ランキング!釣り方も【2018年最新版】

2018.08.19

Amazon&楽天のベイトリールおすすめ人気ランキング

Amazonや楽天の人気商品を知りたい方はこちらもチェック!


釣り方にあったリールを選ぶことが大切!

釣り人


タックルメーカー各社からは、特徴の異なる多彩なリールが発売されています。

快適に釣りを楽しみ、好釣果を得るためには、それぞれの釣り方にぴったりとあったリールを選び、十分に活用していくことが大切なのです。

【あわせて読みたい】釣り初心者に読んでほしいおすすめ記事はこちら

今日からはじめる穴釣り入門!ロッド選びから時期や仕掛けまでを徹底解説

2018.08.27

磯バッグおすすめ人気ランキングTOP5【2018年最新版】

2018.07.25

コンパクトロッド(パックロッド)おすすめ人気ランキングTOP15!スピニングタイプやベイトタイプも【2018年最新版】

2018.04.25

釣り糸(ライン)おすすめ人気ランキングTOP15【2018年最新版】

2018.04.25

ショアジギングタックルおすすめ人気ランキングTOP10【2018年最新版】

2018.01.22

ABOUTこの記事をかいた人

魚川 一之助

大の釣りマニア

小学生の頃から釣りが大の趣味で、エサ釣りからゲームフィッシングまで幅広い釣りを楽しんでいます。
なるべく丁寧で分かりやすい説明を心掛けていきますので、お役に立てれば幸いです。