ディーゼル用エンジンオイルおすすめ人気ランキングTOP5!メーカー指定純正品も【2018年最新版】

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キクチトーコ

車屋歴2年+ネコ歴20年

ペーパードライバー歴15年後、まちの自動車販売・整備店にて勤務。
車の洗車・仕入れた中古車の清掃、自動車登録から車検事務まで携わりました。
従事していた2年間で急成長し、今では月に1,000kmを越える距離をマイカー(軽)で疾走しています。
初心者からスタートした自動車業界経験者として、皆さんに寄り添う情報をお届けします。
プライベートではネコの飼い主歴20年で、現在18歳を筆頭に3匹のネコのおかあさんです。

    選び方のポイント

    • メーカー指定のオイルをチェックする
      →車に付属の取扱説明書に、粘度と各種規格のグレードについて、指定の記載がある。
    • 適切な交換時期を知る
      →オイル交換の時期も同様に、取扱説明書に記載されている。
    エンジンオイル

    エンジンを長持ちさせ車の寿命を延ばす日常的かつ最も重要なメンテナンス、それがエンジンオイルの交換です。
    その重要性はガソリン車でもディーゼル車でも違いはありませんが、使用するオイルの種類や交換時の注意点について、ディーゼル車では知っておくべきことが少し違います。
    それはガソリンエンジンとディーゼルエンジンの仕組みや使用する燃料、排出されるガスの成分が異なるから。
    クリーンディーゼルの登場などによってディーゼル乗用車の新規ユーザーも増えてきていますし、以前からの根強いファンも多いでしょう。
    ディーゼル車のエンジンオイル、その基本や重要ポイントをマスターして、愛車のメンテナンスに磨きをかけましょう!

    ディーゼル用エンジンオイルの基礎知識

    エンジンオイル

    ディーゼル用エンジンオイルとは?

    エンジンオイルには次のような基本的な役割があります。

    ①エンジンが稼働する際に保護する
    油膜を張って滑らかな動きを助ける、エンジン内各部位にかかる衝撃を吸収・分散させる、エンジンを冷やす、密閉性を高めてガス漏れを防ぐなど
    ②エンジン内部をきれいに保つ
    エンジン内の汚れを浮かして取り込む、錆を防ぐ、発生する酸化ガスを中和するなど

    これらの役割はガソリンエンジンでもディーゼルエンジンでも共通ですが、ディーゼルエンジン用のオイルには、ガソリンエンジン用とは異なる次のような特徴があります。

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    2018.10.13

    ディーゼル用エンジンオイルに求められる機能

    ①酸化防止機能が強い

    ディーゼルエンジンの燃料となる軽油には、ガソリンより多くの硫黄分が含まれています。
    これがエンジン内で燃えると硫黄酸化物(亜硫酸ガス)を発生させ、その一部がエンジン内に結露した水分と反応し、硫酸に変化します。
    これがエンジン内部を腐食させる原因となるのです。
    そのためディーゼルエンジンでは酸の中和が重要で、ディーゼルエンジン用のエンジンオイルには、アルカリ成分の酸化防止剤が添加されています。

    ②洗浄対応する汚れの種類が異なる

    エンジン内では、水分や燃焼で発生する窒素化合物、炭素、エンジンの熱などにより、常に汚れが発生します。
    汚れの主なものは、高温下ではカーボン(炭化物・すす)、低温下では「スラッジ」というヘドロ状の汚れ。
    エンジンの仕組みの違いから、ディーゼルエンジンではカーボンが、ガソリンエンジン、特にちょい乗りなどエンジンをあまり動かさない乗り方が多い場合は低温スラッジが発生しやすくなります。
    またディーゼルエンジンは豊富に供給された空気中で軽油を自然発火させる仕組みなので、燃料の拡散や空気量の偏りによって、不完全燃焼や酸素と窒素の余剰が起こり、やはりすすが発生します。
    そのためディーゼル用のオイルでは、高温下でカーボンやすすを分解し取り込む洗浄成分を多く配合し、中低温下で働く洗浄成分、特に低温スラッジに対応するものをあまり含んでいないのです。

    ディーゼル用エンジンオイルの粘度は高め

    オイルの硬さを粘度といいます。
    低温下のエンジンの働きを助けるのは低い粘度、高温時のエンジンを保護するのは高い粘度のオイルです。
    そのため一般的には、エコカーやハイブリッド車のようなエンジンを激しく使わない車には低い粘度のオイル、高速走行の多い車やスポーツカーなどエンジンを高回転させるような車には高い粘度のオイルを使います。
    ディーゼルエンジンは高温高圧力ですので、低い粘度のオイルを使うと油膜切れを起こしたり圧縮漏れを起こしたりしやすくなります。
    ですのでディーゼル用のオイルは一般的に、ガソリン車に使うオイルよりも少し高めの粘度を推奨していることが多いです。

    ディーゼル用エンジンオイルの種類

    ディーゼル用エンジンオイルを選ぶ際は、そのオイルの種類を吟味しなければなりません。
    3つの要素「ベースオイル」「粘度」「品質規格」による分類から、オイルの種類を解説します。
    オイルを選ぶ際に特に重視すべきポイントは「粘度」と「品質規格」。
    いずれも推奨のグレードが車に付属している取り扱い説明書などに記載されていますから、あらかじめ確認しておきましょう。

    ベースオイルによる分類

    ベースオイルとはエンジンオイルの基本となる成分。
    精製過程の違いから、不純物をやや含んだ鉱物油と純粋な100%化学合成油、両者のブレンドである部分合成油の3種類に分かれます。
    ベースオイルはエンジンオイルの基本性能を決定する要素で、ディーゼル用のオイルでは価格帯の違いを決定するのがベースオイルの違い。
    詳しくは「ディーゼル用エンジンオイルの種類の価格と特徴を比較」のところを読んでみてくださいね。

    粘度による分類

    粘度のグレードは、自動車に関する国際的な技術者団体SAE(自動車技術会 Society of Automotive Engineers,Inc.)の定めた規格により、世界共通の基準で分類されています。
    これはエンジンオイルを選ぶうえで一番理解しておきたい規格です。
    オイルの缶などには「10W-30」などといった表示が記載されていますが、これがSAEの分類にもとづく規格表示で、この表示によって「粘度の高さ=そのオイルの硬さと特徴」がわかります。
    左側のWのついた数字が低温時の粘度(Wはwinterの略)、右側の数字が高温時の粘度を表します。
    数字が小さいほど粘度が低くサラサラで、大きいほど粘度が高く硬いという意味です。
    低温時の粘度は「この外気温でも固まらずに使える」という意味なので、数字が小さいほどエンジンの温まっていない始動時に働いてくれることになり、またオイルは高温になるほど溶けて油膜が切れやすくなるため、高温時の粘度が高く硬いオイルの方がエンジンがフル活動し高速回転しているときでもしっかりと働いてくれるということになります。
    ひとつ前の項で説明した通りディーゼル用のオイルは固めの粘度が推奨、だいたい10W-30や15W-40などが一般的。
    省燃費タイプの粘度の低いオイルが指定されているディーゼル車もありますが、高粘度を指定している車は高温稼働時の保護を必要とするエンジンだということです。
    このような車に低粘度のオイルを使うと、エンジンへの負荷がきつくなってしまいますので、注意しましょう。

    規格による分類

    ディーゼル用エンジンオイルには、粘度のほかにも品質を表す規格によっても分類されます。
    API、JASOという重要な2つの規格を説明しましょう。

    ①API
    API(アメリカ石油協会 American Petroleum institute)の分類にもとづく規格で、オイルの品質を表します。
    アルファベット2文字の組み合わせで表記し、日本のディーゼル用オイルの場合はCAからCF、CF-4までの7ランク。
    いずれも2番目のアルファベットが先に進むほど品質の高いオイルであることを示します。
    Cは「圧縮点火機関(Compression Ignition Engine)」の頭文字を取ったもので、ディーゼルエンジンの発火の仕組みを表したものです。
    現行で使用されているディーゼル用のオイルはほぼCE以上のグレード。
    こんにちの社会で求められている環境性能を考慮すると、CF以上を選びたいところです。

    ②JASO
    こちらは、日本の自動車用ディーゼルエンジンオイルの品質に関する規格です。
    DL(ディーゼルライト)とDH(ディーゼルヘビー)の2種類があり、ライトの方は乗用ディーゼル車、ヘビーの方はバスやトラックなど大型ディーゼル車用のオイルです。
    JASO規格は、アメリカのAPI規格が高度化・厳格化していきCF-4以上のグレードが設定された際、日本製のディーゼルエンジンとうまく整合しなかったことから、日本製エンジンに最適化した規格が必要であるとして2000年に導入されました。
    DLにはDL-0とDL-1、DHにはDH-1とDH-2、DH-2Fのグレードがあり、ディーゼル車の排ガス規制や排ガス中の微粒子を除去する「DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)」の搭載など環境対応の取り組みとともに進展してきた歴史があります。
    DPF装着車両へは、DL-1またはDH-2のオイルしか使ってはいけません。
    このことについては「ディーゼル用エンジンオイルの上級者目線の選び方」で詳しく解説しますので、ぜひそちらも読んでみてください。

    ディーゼル用エンジンオイルの人気メーカー

    マツダ

    マツダはみなさんもよくご存知でしょう、日本の自動車メーカーです。
    マツダのディーゼルエンジンは、有名なスカイアクティブ-D。
    CX-5やアテンザなど人気の4車種に搭載され、大きなトルクによるスムーズで伸びやかな加速が魅力です。
    それらスカイアクティブ-D専用に開発されたマツダオリジナルエンジンオイルが「ディーゼルエクストラ SKYACTIV-D」。
    エンジンの性能を最大限に引き出す専用オイルとして、このオイルの使用を推奨しています。
    マツダは自動車メーカーですがメンテナンス用品の自社開発も行い、特に「ディーゼルエクストラ SKYACTIV-D」は基本的に他製品に代替が難しいオイルです。
    マツダ車オーナーはぜひ、マツダが展開する自社オイルにも注目してみてください。

    JXTGエネルギー

    JXTGエネルギーは石油製品の精製や販売を行う日本企業で、日本の石油元売としては最大手、世界でも有数の規模を持つ会社です。
    エネオス、エッソ、モービル、ゼネラルの4つのブランドを展開、2019年からはこれら4ブランドがすべてエネオスに統合される予定です。
    これらのブランドはガソリンスタンドとしての知名度が高く、ガソリンを販売する会社だと理解してしまいそうですが、エンジンオイルやガソリン添加剤などの石油製品、車のメンテナンスサービスなどの事業も幅広く展開。
    ディーゼル用のエンジンオイルでは、個人向けの小売商品も販売しているほか、法人顧客向けの大容量ラインナップが豊富です。

    ディーゼル用エンジンオイルを初めて買うならここを必ず押さえよう

    ① メーカー指定のオイルをチェックする

    自動車


    エンジンオイルを選ぶ際には、各自働車メーカーが新車出荷時に充填している推奨のオイルをまずチェックする必要があります。
    車に付属の取扱説明書を見てみましょう。
    そこに、粘度と各種規格のグレードについて、指定の記載があるはずです。
    その規定をクリアするオイルを選ぶようにしましょう。
    また国産ディーゼル車のメーカーは、その車に最適なオイルとして、専用の純正オイルを指定していることが多いです。
    オイルの規格グレードだけでなく銘柄が指定されている場合は、そちらに従った方が安心でしょう。

    ② 適切な交換時期を知る

    エンジン 自動車


    オイル交換の時期も同様に、取扱説明書に記載されています。
    走行距離〇〇kmごと、あるいは〇か月ごと、のような形です。
    その点はガソリン車も同じなのですが、ディーゼル車はガソリン車よりも厳格に交換時期を管理する必要があります。
    それは軽油に含まれる硫黄分のためにディーゼル車の方がオイルの酸化が早いこと、カーボン汚れ・すす汚れのためにオイルがどろどろになりやすいこと、DPF装着車では燃料がオイル内に混ざりやすくオイルが薄まることなど、ガソリン車よりもエンジンオイルが劣化しやすいからです。
    メーカー指定の交換時期は最低限度のタスク、そう考えて、自分の乗り方にあわせて適切な頻度でオイル交換していきましょう。
    エンジンに負担のかかりやすい乗り方を「シビアコンディション」といいますが、自分の乗り方が以下のような状況にあてはまると思ったら、通常の半分程度のタイミングで交換しなければなりません。

    ①悪路の運転(凸凹路や砂利道、雪道など、ドライバーの体に突き上げ感があったり、車の下回りに石や砂が当たったり、ホコリで汚れたりすることが多い)
    ②走行距離が多い(年間20000km以上)
    ③坂道走行が多い(登り下りが多くブレーキの使用頻度が高い)
    ④短距離走行の繰り返しが多い(1回8km以下の近場乗りが多くエンジンが温まらない)
    ⑤低速走行やアイドリング状態が多い(30km/h以下の走行、2時間/日のアイドリング)

    ディーゼル用エンジンオイルの上級者目線の選び方

    ① ディーゼル用エンジンオイルは適切な規格を

    自動車 メンテナンス

    DPF搭載車に使用するエンジンオイルのための規格として生まれたのが、DL-1とDH-2の規格。
    これらの規格に適合するオイルは、硫酸灰分とリン分が低い基準に抑えられています。
    DPF搭載車には、この規格のエンジンオイル以外を使ってはいけません。
    DPFに対応したオイルの規格にはもうひとつ、ヨーロッパのAssociation des Constructeurs Europeens d’Automobiles(欧州自動車工業会)が定めるACEAという規格のCカテゴリーというグレードがあります。
    こちらも硫酸灰分とリン分を低く抑えた基準のオイルなのですが、JASOとは硫酸灰分やリン分、硫黄分、そして高温時の粘度の規定に若干の違いが。
    ですのでJASOの規格を単純にACEAの規格に読み替えて代用することは、避けた方が無難です。
    DL-1指定の車にはDL-1のオイルを、Cカテゴリーのグレード(たとえばC3)が指定されている車にはそのグレードのオイルを使いましょう。

    ② なぜ合わない規格のオイルを使ってはいけないか

    自動車 エンジン

    DPFは略称で、正式には「ディーゼル微粒子捕集フィルター Diesel particulate filter」といいます。
    ディーゼル車の排ガスには、不完全燃焼や過剰な酸素や窒素の反応によってできたすすが含まれますが、これが排ガス規制の対象となる粒子状物質に当たるのです。
    これをDPFで濾し取るのですが、フィルターは使用を重ねれば当然に目詰まりしてきます。
    しかしDPFは簡単に交換できるような価格や構造ではありません。
    そこでフィルターを高温にし、触媒に溜まった粒子状物質を焼却するセルフクリーニング機能で、フィルターを再生させる仕組みを採用しています。
    つまり、目詰まりを解消してフィルターをずっと使う方法。
    しかしオイルに含まれる硫酸灰分やリン分、硫黄分は、このセルフクリーニングでは解消することができません。
    硫酸灰分やリン分、硫黄分は最終的にはDPFを劣化させてしまうので、最初からそれらの成分を低く抑えたオイルを使い、なるべくフィルターに蓄積させないようにします。
    DL-1またはDH-2の規格やCカテゴリー規格のオイルしか使ってはいけないのは、そのためです。

    ディーゼル用エンジンオイルの種類の価格と特徴を比較

    ディーゼル用エンジンオイルの価格帯にはそれほどばらつきがありません。
    1Lあたりおよそ数百円から1,000円台の間に収まりますが、そのなかで価格を分けるものはベースオイルの違いです。
    鉱物油は比較的安価な価格帯、100%化学合成油や部分合成油は高めの価格帯になっています、
    しかし鉱物油ベースのオイルも合成油ベースのオイルもAPI規格に差はほとんどなく、いずれもCFグレード以上を備えたものが多いです。
    さほどこだわる必要はないでしょう。
    またメーカー指定の純正オイルも、そうでない汎用品に比べて著しく高価という訳でもありません。
    以下にそれら3タイプの価格と特徴をまとめました。

    タイプ価格帯特徴
    鉱物油約300円/L~約500/L円リーズナブルな価格帯のオイル。洗浄機能や酸中和機能は化学合成油の方が優れているが、品質を表すAPI規格が低い訳ではない。
    部分合成油・100%化学合成油約600/L円~約1,200/L円鉱物油より上の価格帯で、オイル自体の純度が高い。ガソリン・ディーゼル兼用オイルもこのタイプに含まれるので、API規格をチェックして買いたい。
    メーカー純正オイル約500/L円~約1,300/L円マツダやトヨタ、ニッサンなどの特定車種で指定している純正オイル。オイル自体の価格は汎用タイプとそれほど違いがない。

    ディーゼル用エンジンオイル汎用品おすすめ人気ランキングTOP2

    ここまでディーゼル用エンジンオイルの基礎知識や規格を解説してきました。
    ここからは自動車整備業界にも関わった筆者が、それらのポイントを押さえ、乗用のディーゼル車全般に使える汎用品のエンジンオイルから信頼おけるブランドのおすすめ製品をご紹介します。
    エンジンオイルを判断するポイントは2点。
    低温始動時の燃費をよくする性能と、高温稼働時のエンジン保護性能です。
    そしてディーゼル車用のエンジンオイルはガソリン車よりもこまめな交換が必要ですから、1回ごとの経費も抑えたいもの。
    その意味で、リッター単価もコストパフォーマンスとしてチェックしました。
    性能を重視するかコスパを重視するかは予算との相談でどうぞ。
    ランキングとしては、オイル性能をより重視して順位をつけました。

    2位 Castrol GTX 10W-30 ガソリン/ディーゼル車両用スタンダードオイル

    省燃費性能
    高温でのエンジン保護性能
    コストパフォーマンス
    総合おすすめ度

    ベースオイル:鉱物油
    粘度:10W-30
    規格:API/CF
    容量展開:1L/3L/4L/20L/200L
    1Lあたりの価格:約660円

    イギリスに本社を置く世界有数の潤滑油メーカー、カストロール。
    自動車、農業機械、製造工場、一般工業、海洋工学など幅広い分野に国際的なシェアを持ちます。
    自働車のエンジンオイルでも有名なメーカーなので、名前やパッケージを目にしたことのある人も多いのではないでしょうか。
    GTXはカストロールのエンジンオイルラインナップのなかでスタンダードなシリーズ、品質と価格のバランスがいいオイルです。
    こちらの商品はリーズナブルな価格帯の鉱物油ですが、API規格は現代の環境基準もクリアするCFグレード。
    粘度はディーゼル車で一般的な10W-30、比較的固めの粘度です。
    コストパフォーマンス重視で使っていきたい人におすすめ。

    1位 Mobil モービル1 5W-30

    省燃費性能
    高温でのエンジン保護性能
    コストパフォーマンス
    総合おすすめ度

    ベースオイル:100%化学合成油
    粘度:5W-30
    規格:API/CF
    容量展開:1L/3L/4L/20L
    1Lあたりの価格:約1,466円

    石油メジャー最大手、アメリカの総合エネルギー企業エクソンモービルの展開するブランドがMobilです。
    自働車に詳しくない人でも、ガソリンスタンドなどで「モービル」の名前を目にしているのではないでしょうか。
    自動車用オイルの分野ではポルシェ、メルセデス・ベンツ、トヨタ、ホンダ、GMなど55社以上の自動車メーカーに選ばれているプロユースのブランドでもあり、世界中に浸透しているオイルブランドです。
    そのモービルが持つ自動車エンジンオイルのシリーズがモービル1。
    石油業界や自動車メーカーが定める最新基準を上回るレベルで品質を確保した、グローバルスタンダードのオイルです。
    こちらの製品は、ベースオイルに化学合成油を使用しAPI規格はCFグレードという保証された品質。
    粘度は5W-30と低温から高温までの幅広い温度をカバーし、省燃費と高温時のエンジン保護の両方の性質を備えます。
    ディーゼルエンジンでは排ガス中の有害物質低減のために、燃料をきめ細かく噴射できる仕組みの開発が進められてきましたが、このエンジンオイルは「コモンレール」など最新式の燃料噴射装置を備えた車にも向くオイルです。
    性能やパフォーマンスを何よりも重視した人におすすめのオイルです。

    ディーゼル用エンジンオイル純正品おすすめ人気ランキングTOP3

    こだわりを持ってディーゼル車に乗っている人の中には、なんと言っても自分の車向けに指定されたメーカー純正品の信頼度が高いと考える人も多いでしょう。
    純正品は各メーカーがそのエンジンに最適と推奨するものなので信頼して使うことができますが、規格が適合するのなら汎用品オイルを使っても構いませんし、純正オイルを他メーカーの車に使っても問題ありません。
    代表的な国産ディーゼル車のメーカーから、純正のオイルを3つ選びました。
    チェックしたい評価ポイントは、汎用品と同じです。

    3位 マツダ ディーゼルエクストラ SKYACTIV-D 0W30

    省燃費性能
    高温でのエンジン保護性能
    コストパフォーマンス
    総合おすすめ度

    ベースオイル:-
    粘度:0W-30
    規格:-
    容量展開:20L
    1Lあたりの価格:約600円

    マツダの開発したディーゼルエンジン、スカイアクティブ-D。
    スカイアクティブ-Dはクリーンディーゼルですが、マツダの独自性は、エンジン内の燃料の燃焼技術を向上させより均一にクリーンに燃えるようにしたこと。
    粒子物質自体の発生を少なく抑えることが可能になったために、DPFの小型化・軽量化に成功し、そのうえNOX(窒素酸化物)後処理装置も不要になったのです。
    このエンジンの性能を最大限に引き出すため専用に開発されたオイルが、ディーゼルエクストラ SKYACTIV-Dです。
    このオイルのスペック詳細は、調べてみましたがあまり公開されていません。
    ほかの汎用品オイルとの互換性、このオイルの他車種への適合など不明なところも多く、基本的にスカイアクティブ-Dエンジンに1対1でマッチするオイルなのだと判断します。
    マツダのディーゼル車オーナーは、原則としてこのオイルを使うべきなのでしょう。

    2位 NISSAN クリーンディーゼル 5W30 SN

    省燃費性能
    高温でのエンジン保護性能
    コストパフォーマンス
    総合おすすめ度

    ベースオイル:鉱物油
    粘度:5W-30
    規格:ACEA/C3
    容量展開:4L/20L
    1Lあたりの価格:約1,000円

    エクストレイルなどクリーンディーゼル車での使用が推奨されている、日産純正のエンジンオイルです。
    クリーンディーゼル車は、DPFやNOX(窒素酸化物)を還元して無害化する触媒などが搭載された車。
    使用するオイルにも、硫酸灰分やリン分の低減が求められます。
    これに対応する規格は、乗用ならJASO規格のDL-1かACEA規格のCカテゴリーです。
    この日産の純正オイルは、ACEAのC3というグレードになっています。
    ディーゼル車のエクストレイルでは、オイルのグレードがACEAのC3に指定されています。
    C3とDL-1は成分の含有量やエンジン高温時に求められる粘度の基準が少し異なるので、C3指定車にDL-1規格のオイルを使うことはできません。
    純正オイル以外のオイルを使う際には、規格をチェックしてC3グレードのオイルを使うようにしましょう。

    1位 純正トヨタ キャッスル DL-1 0W-30

    省燃費性能
    高温でのエンジン保護性能
    コストパフォーマンス
    総合おすすめ度

    ベースオイル:部分合成油
    粘度:0W-30
    規格:JASO/DL-1
    容量展開:4L/20L/200L
    1Lあたりの価格:約600円

    ハイエースやダイナなど小型トラック系のディーゼル車両で指定される、トヨタ純正のオイルです。
    こちらの規格はJASOのDL-1、DPF(トヨタではDPRと呼びます)搭載車で使用できるグレード。
    同じくキャッスルのDL-1オイルには粘度5W-30の製品もありますが、低温域での流動性を確保したこちらの0W-30タイプでは、5W-30に比べてより優れた省燃費性能を発揮します。
    トヨタ車のほか、マツダのボンゴ、日産のキャラバン、三菱のデリカなどへの適合も。
    DPF搭載車で省燃費も求める人におすすめのオイルです。
    ただし低粘度オイルが向かないディーゼル車もありますので、推奨粘度は事前にチェックしてから購入を。

    ディーゼル用エンジンオイルの使用上の注意点

    ① ガソリン用エンジンオイルを使ってはいけない?

    自動車 エンジン

    「ディーゼル用エンジンオイルに求められる機能」の項で解説したように、ディーゼルエンジンにはガソリンエンジンにはない2つの特徴があります。

    ①燃料から生成される酸が強い
    ②カーボン汚れ、すす汚れが多い

    ディーゼル用のエンジンオイルは、この特徴に対応したオイルです。
    逆に言うとガソリン用のエンジンオイルは、これらの問題に対処できません。
    したがってディーゼルエンジンにガソリン用のエンジンオイルを使うと、次のような問題が生じます。

    ①酸が中和できずエンジン内部を傷める
    ②カーボン汚れをオイル内に取り込み分散させることができず、カーボンの塊ができてしまう

    ディーゼル車には、「ディーゼル車用」であることを明記しているオイルを使う必要があります。

    ② ガソリン車と兼用のオイルもある

    エンジンオイル

    ガソリン車用のエンジンオイルにはディーゼル車と兼用のものもあり、これはどちらの車にも使うことができます。
    とはいえディーゼル車専用のエンジンオイルに比べて、高温下で働く洗浄剤や酸中和剤などの添加物が少なめなことも多く、高価な兼用オイルよりも安価なディーゼル専用オイルの方が性能がいい場合も。
    またDPF装着車の場合は、フィルターに配慮したJASO規格DL-1またはDH-2のオイル、ACEA規格のCカテゴリーなどから指定されたグレードのオイルを使う必要があります。
    いずれの場合も、各種規格の適合グレードを確認したうえでオイルを選びましょう。

    ディーゼル車は結局高コスト?

    自動車 メンテナンス

    「ディーゼル車は燃費がいいと聞くから経済的かと思ったのに、意外とコストがかかるのでは」と感じる人もいるかもしれません。
    ディーゼル車はエンジンなどが高コストなため購入時の車両価格がガソリン車より高くなるうえに、維持や環境対策のためのメンテナンスコストがかかります。
    燃焼効率はガソリンよりいいですが、街中を走るときのように加速減速を繰り返したり停止したりするような走行パターンだと、ガソリンとの差はほぼなくなります。
    経済性重視で車を選ぶなら、むしろ燃費がよく車両価格の安い軽自動車やコンパクトカーの方がいいでしょう。
    ディーゼル車がおすすめできるのは、ディーゼル車の特徴から導き出すと、次のようなユーザーです。

    ①大型で重量のあるSUVやバンのオーナー
    ②高速道路などの利用が多く、一定速度で長距離を走る乗り方がメイン
    ③トルク重視、立ち上がりの力強さやスムーズな加速を求める
    ④エネルギー資源への関心が高く、環境への配慮も怠らない

    またディーラーでのオイル交換がとにかく高価だと感じている人は、自分でオイルを購入して、自力でのセルフ交換かオイル持ち込みを検討してみてはいかがでしょうか。

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    よりシビアなディーゼル用のエンジンオイル、適切な選択を

    ディーゼル車

    ディーゼル車のエンジンオイルはガソリン車に比べて、その交換頻度も適合する粘度や含有成分の規格、環境基準においても、厳格にクリアすることが求められます。
    外側から見れば同じ車なのですが、その車を動かすエンジンの仕組みも構造も、燃料の成分も燃え方も異なるからです。
    それでもディーゼル車を愛用するユーザーやファンが多く、メーカーも技術開発を重ね洗練された車に進化させてきたのは、その存在や走りにたまらない魅力があるからなのでしょう。
    個人的には、コスパ感覚や経済性重視のユーザーよりも、車が好きでメンテナンスにも造詣が深くこまめに行うタイプの人に向く車なのかな、という気がします。
    自分の車の状態に常に関心を持ち、適切なオイルと適切なタイミングで、末永く愛車を大事にしていってくださいね。

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    車の洗車・仕入れた中古車の清掃、自動車登録から車検事務まで携わりました。
    従事していた2年間で急成長し、今では月に1,000kmを越える距離をマイカー(軽)で疾走しています。
    初心者からスタートした自動車業界経験者として、皆さんに寄り添う情報をお届けします。
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