選び方のポイント
- 置く場所は事前にきめておく
→収納場所は金庫の幅よりもある程度余裕を持ったスペースに設定しよう。また湿気の多い場所は避け、なるべく人目につきづらく出入り口や窓のある部屋から遠くに設置することで盗まれにくくなる。 - 重さを確認する
→金庫は重ければ重いほど持ち去りの心配が減り、防犯の効果も期待できる。ただ大きめの金庫は置き場所がその重さに耐えられるか事前の確認が必須となる。 - 入れる物にあわせて内寸を確認する
→金庫は構造上分厚い壁で作られているため外寸と内寸では寸法に大きな差がある。収納したい書類や貴重品などのサイズを確認してから購入しよう。 - 使用頻度にあわせて鍵の種類を選ぶ
→家庭用金庫の主な鍵の種類はダイヤル式・テンキー式・シリンダー式・ICカード式・指紋認証式の5種類。それぞれの特徴が違うので使用頻度や自分にあった解錠方法を選ぼう。

2016年のマイナンバー制度の施行に伴い、家庭での重要書類の管理は大きな課題のひとつとなっています。
近年では地震や台風、大雨などの自然災害も多く、他人事だと思っていても突然大きな被害を受けることも。
あとから後悔することのないように事前に準備し、備えておくことがとても大切です。
本記事では、想定外のトラブルから私たちの大切な貴重品や、重要書類を守ってくれる家庭用金庫についてお話しします。
はじめて購入を検討される方にもわかりやすく、ランキング形式でご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
目次
家庭用金庫の基礎知識

家庭用金庫とは?
業務用の大きくて数百kgもある金庫とは違い、家庭用金庫は比較的小さめながらもそれなりに重量があるものが主流です。
金庫は大きく分けて「耐火金庫」と「防盗金庫」に分類されます。
一般的に家庭用として主に使われているのは耐火金庫ですが、性能をしっかり理解し、用途にあわせて自分にぴったりあった金庫を選びましょう。
家庭用金庫のタイプ(種類)
耐火金庫
耐火金庫は、火災対策を大前提としてつくられている金庫です。
金庫を中心とした鋼製家具類の製造・販売などを行っている日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会では、ビル火災や地震の衝撃、それに伴う二次火災などあらゆるケースを想定した試験を行っており、合格した金庫は工業製品に関する規格や測定法などを定めた日本工業規格のJISに基づきそれぞれランク分けされ、確かな品質で提供されています。
防盗金庫
防盗金庫は防犯を目的として造られている金庫のため耐火性能を備えつつ、加えて防盗性能を強化。
日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会では、バールやハンマーなどの工具を使った破壊行為やバーナーを使ったガス溶断に耐えられるかのテストを行い、合格した製品はランク分けされ、どれだけの時間耐えられるかの表記がされています。
家庭用金庫の人気メーカー
エーコー
創業1973年の国内メーカー最大手のひとつといえるエーコーは、日々変動するセキュリティー事情に対応し、顧客が求めるニーズやコスト面などにあった金庫を提供。
多人数登録可能で低コストに抑えた先進のデジタルロックシステム開発や、パソコンを使った解錠履歴ソフトウェア開発などの業界に先駆けた技術向上を目指しています。
ダイヤセーフ
1959年の創業以来、ダイヤモンドセーフと安心・安全への備えを提供し、2007年より金庫部門が独立して現在の社名へと変更。
海外に生産拠点を置き低価格ながらも安心・安全の製品が提供され、販売だけでなくメンテナンスから設置・撤去・廃棄・移設・運搬の業務を担い、買い替えコンサルティングなども行っています。
セントリー
1930年創業の米国で最も信頼の高い耐火保管製品のブランドで、「革新的技術、最高の品質、手ごろな値段」という理念のもとに製品を造っています。
独自の耐火材を使用した開発技術を有し、外装からは想像できない広い収納スペースを作り出すことができ、永く安心して使用できるようアフターサポートも充実。
ディプロマット
世界100ヵ国以上で愛用されている信用の金庫メーカーで、「お客様の安心が第一」を会社の理念にし、使いやすくより安全な新製品の開発に力を入れています。
ほとんどの標準品に傾けや衝撃に反応して鳴る警報アラームや、覗き見防止などの独自のテンキー入力機能を装備し、セキュリティー面でもしっかりサポート。
日本アイ・エス・ケイ
創業1916年の老舗金庫メーカーのキング工業が平成26年4月に社名を変更し、「国産にこだわり品質管理に万全を期す」をモットーに信頼の日本製品を提供しています。
金庫の耐火材には業界ではじめてエコのセメントを使用しており、CO2排出量を約40%削減した環境配慮型。
厳しい試験にも合格した安心の製品です。
家庭用金庫を初めて買うならここを必ず押さえよう
① 置く場所は事前にきめておく

金庫の購入を検討する際には、必ず置く場所を決めてからにしましょう。
長年使うのに、せっかく買ったものが置きたい場所に入らなかったではなんの意味もないので、計画的に購入を進めてください。
寸法はW〇〇mm×D〇〇mm×H〇〇mmとmm単位で記載されており、Wは幅・Dは奥行き・Hは高さを表しています。
収納場所は、金庫よりもある程度余裕を持った所にしましょう。
右側に壁や家具がある場合、扉が分厚く90度開けただけでは中のトレーや引き出しを十分に取り出すことができないことがあるので、20cm~30cmほど余裕があると安心です。
なるべく人目につきづらく、出入り口や窓のある部屋から遠くに設置することで、持ち出すのに時間がかかり盗まれづらくなりますが、使用者本人も目の届かないところに置いて置くと盗難にあった際に気づくのが遅れてしまうため注意しましょう。
またカビの繁殖などの原因になるので、湿気の多い場所は避けた方がよいでしょう。
② 重さを確認する
金庫は金属やコンクリートでできているため小型のものでも数十kgあるのが通常で、重ければ重いほど持ち去りの心配が減り、防犯の効果も期待できます。
小型の金庫でしたら問題なく設置できますが、大きめの金庫の購入を検討する方は、置き場所がその重さに耐えられるか確認してからにしましょう。
③ 入れる物にあわせて内寸を確認する

買ってから入れたいものが入らなかったでは、まったく意味がありません。
金庫は構造上分厚い壁で作られているため、外寸と内寸ではかなり寸法に差があります。
収納したい書類や貴重品などのサイズを確認してから購入しましょう。
説明欄には対応用紙サイズを記載している製品もありますので、チェックしてみください。
④ 使用頻度にあわせて鍵の種類を選ぶ
家庭用金庫の主な鍵の種類は5種あり、それぞれの特徴が違うので、使用頻度や自分にあった解錠方法を選ぶようにしましょう。
マルチロック式などの複数の鍵の種類を組み合わせた金庫もありますので、1つの鍵だけではセキュリティー面で心配だと思われる方は一緒に検討してみてください。
ダイヤル式
江戸時代後半ごろより使われていたという古い歴史を持つロック方式で、ダイヤル・数字のついた円盤状の座板・座板を動かす逆転ギアなどの部品を組み合わせて動かしています。
ダイヤルを左右に回し、決められた数字で止める動作を繰り返すと座板の溝が揃いロックが外れる仕組みで、鍵を解錠すると扉が開きます。
手順や手間が多いため、使用頻度の低い方におすすめです。
テンキー式
ディプロマット 119EN88 60分耐火金庫 19ℓ テンキー式・警報アラーム付き ホワイト
金庫表面には数字キーが配置してあり、暗証番号を入力して解錠。
メーカーによっては覗き見防止の機能や、一定回数入力間違いをすると数分操作ができないなどのシステムを搭載しているものもあり、任意の番号を登録することが可能です。
比較的簡単な操作なので、使用頻度の高い方におすすめ。
シリンダー式
【ダイヤセーフ】1キー式耐火金庫 H30-4
鍵だけで解錠することが可能で、複製されづらいリバーシブルキーなどを使用している製品もあります。
操作を覚える必要もなく、テンキー式よりも簡単に解錠したい方におすすめです。
ICカード式
耐火金庫 MEISTER ICカード OSS-C
ICカードや携帯電話を鍵として登録し、パソコンで解錠履歴を確認することも可能。
鍵がかさばらず、携帯するのにとても便利です。
指紋認証式
小型指紋認証式耐火金庫【数量限定】 ES-9FN
使用者が指紋を金庫に登録し、センサーに指を乗せることによって解錠し、登録者以外に開けることはできません。
ほかの解錠方式と比べると価格の高いものがほとんどですが、防犯面と使いやすさはとても魅力的で、キーレスの簡単操作を希望される方におすすめです。
⑤ 内容量で選ぶ

金庫の内容量はLで表記されていることがほとんどですが、いまいちわかりづらいのが現実です。
私たちの身近にあるA4サイズの用紙と内容量20Lを例にあげ、どのくらい入るか計算してみたところ、約3200枚入ることがわかりました。
内寸や使用する紙の種類によって数字は変わってきますので、あくまで目安として参考にしてください。
家庭用金庫の上級者目線の選び方
耐火性能が高く用途にあったものを選ぶ

耐火性能は加熱や冷却、落下などの過酷な状況下でも金庫内に保存されているものをどれだけの時間守れるかの試験を行い、厳密に決められた合格基準を満たした製品のみが確かな品質として提供されています。
ここではどのような試験をしているのか、合格基準や用途にあわせて選ぶべき金庫についてご紹介します。
JIS標準加熱試験
工業製品に関する規格や測定法などを定めた日本工業規格のJISによって0.5時間、1時間、2時間、3時間、4時間耐火型の5つのランクに区分。
試験は新聞紙や書類などが燃えずに判読できるかを行う一般紙用試験と、熱や湿気に弱い光ディスクや磁気メディアのデータが破壊されずに守れるかのフレキシブルコンピュータディスク用試験の2種類に分けられており、それぞれ合格基準が設けられています。
試験方法
庫内の5面に新聞紙を貼りつけ、各収納部分には軽くもんだものを入れ、温度センサーをセット。
フレキシブルコンピュータディスク用は、温度と湿度センサーのみをセットします。
1090℃〜1200℃以下に加熱した炉内に入れ、決められた時間加熱。
破裂がなかったか確認してから、標準加熱温度曲線に戻して追加熱を行います。
追加熱後、4分以内に炉から引き出し9.1mの高さより落下。
その後試験体を逆さにし、再び炉内に戻し標準加熱曲線に沿って再加熱。
再加熱後、試験体はそのまま炉内に放置し、自然放冷させます。
合格基準
一般紙用
庫内温度が177℃以下であり、庫内に設置した新聞紙に著しい劣化や変色がなく判読できること。
フレキシブルコンピュータディスク用
庫内温度が52℃以下および内部湿度が80%以下であること。
CD・DVDなどの光ディスクやHDDなどの磁気ディスクは、紙と違い177℃ではデータが破壊されてしまうため収納できません。
ほとんどが60℃前後までしか耐えることができないため、デジタルメディアを収納したいときはフレキシブルコンピュータディスク用の基準に合格している金庫を選びましょう。
ULやETLなどの海外規格もチェック
JISは工業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格ですが、アメリカに本拠地を置いている製品安全の試験・認証機関であるUL規格(Underwriters Laboratories Inc.)や、世界最大級の試験機関で、安全認証を行なっているETL規格(Intertek)の合格表示を記載しているメーカーもあるので、より安全性を求める方は一緒にチェックしましょう。
家庭用金庫の最安値と価格帯の特徴一覧
家庭用金庫は家に置いても邪魔にならない小型タイプが多く、価格は10,000円〜40,000円のものが売れ筋・人気。
デザイン性のある製品も多いです。
50,000円を超えるものになると性能も上がり、最新式の技術を使った製品が多くなります。
最安値 | 売れ筋・人気 | 高額・高級品 | |
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価格 | 約9,900円~ | 10,000円~40,000円 | 約50,000円~ |
特徴 | シンプルなデザインかつ重量が軽い小型タイプの製品が多い。 | 安心できる耐火時間と重量がありデザイン性を持つ人気製品が多い。 | 重量があるため防犯面でのサポート力バツグン。 指紋認証やICカードの最新式でしっかり管理できるタイプが多い。 |
家庭用金庫おすすめ人気ランキングTOP5
ここまでは家庭用金庫の選び方や性能についてお話してきましたが、ここからは実際にどんな製品があるのか、家庭用金庫使用経験者である筆者がランキング形式でご紹介していきます。
サイズや重さ、デザインなどさまざまな種類があるためどれを選んでよいか迷ってしまう方のために、セキュリティー面や重量で安全性を判断し、性能は耐火時間の長さや内容量多いもの、コストパフォーマンスは安全性と性能の2点と価格のバランスを評価基準にし、初心者でも使いやすい家庭用金庫を厳選しました。
5位 エーコー DFS2-FE
エイコーEIKO デザインフェイス小型耐火金庫DFS2-FE
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安全性 | |
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性能 | |
コストパフォーマンス | |
総合おすすめ度 |
外寸法:H484×W460.5×D372mm
内寸法:H354×W257×D214mm
内容量:19.5L
重量:58kg
耐火時間:1時間
解錠方法:指紋照合式orテンキー式(内蔵シリンダー錠使用で2重ロック可能)
隠す金庫から魅せる金庫へと進化した、インテリアの一部として使用可能なデザイン性が特徴的な金庫です。
テンキー式と指紋認証式の2通りの使い分けができ、キーレスでシンプルな操作が可能。
鍵がないと心配な方のために内蔵シリンダーにキャップのついた隠し錠前もあり、長期不在の際にはテンキー・指紋認証と併用して2重ロックも可能と盗難防止にも配慮しています。
扉の開きすぎを止める扉ストッパーを金庫底面に搭載し、周囲の家具や壁などの破損を防止してくれる便利な機能もついています。
金庫らしい重圧感のあるものより、お部屋にあったデザイン性の高い製品をお探しの方におすすめの製品です。
4位 日本アイ・エス・ケイ FZ
日本アイエスケイ 金庫 家庭用 日本製 耐火性能 B5収納 ダイヤル・リバーシブルキー併用タイプ ブラウン 幅...
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安全性 | |
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性能 | |
コストパフォーマンス | |
総合おすすめ度 |
外寸法:H406×W430×368Dmm
内寸法:H280×W256×D214mm
内容量:16L
重量:40kg
耐火時間:1時間
解錠方法:ダイヤル&リバーシブルキーの2重ロック
スタンダードなダイヤル式と違い、裏表がないため複製されづらく安全性の高いリバーシブルキーを採用し、2重のロックシステムで盗難の心配も軽減。
厚みのある扉や壁は大事な書類などを守ってくれる安心感がありますが、収納サイズがB5対応なので書類などを折ってしまうことに抵抗のない人におすすめです。
コスト面から考えて、重さと内容量は十分満足いただける製品です。
3位 ディプロマット 125EN88
ディプロマット 125EN88 60分耐火金庫 25ℓ テンキー式・警報アラーム付き ホワイト
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安全性 | |
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性能 | |
コストパフォーマンス | |
総合おすすめ度 |
外寸法:H352×W469×D420mm
内寸法:H260×W304×D320mm
内容量:25L
重量:36kg
耐火時間:1時間
解錠方法:テンキー式
2つの暗証番号を組み合わせてロックを解除するデュアルロックシステム機能や、暗証番号入力の前後に任意の数字を打ち込むことが可能な覗き見防止スクランブル機能など、多機能なロックシステムを採用しています。
便利な液晶表示とメロディ音機能もついていますが、暗証番号の非表示や消音も可能。
ON・OFFが可能な盗難防止アラーム機能も搭載しており、衝撃に対し警報音が鳴るシステムになっています。
電池交換の時期がボタン操作一つで簡単にわかり、保証期間は国内メーカー最長の18カ月とアフターケアーにも力を入れています。
2位 セントリー JF082ET
Sentry 耐火金庫(1時間耐火) テンキー式 容量約22.8L ダブグレー JF082ET
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安全性 | |
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性能 | |
コストパフォーマンス | |
総合おすすめ度 |
外寸法:H415×W491×D348mm
内寸法:H310×W280×D244mm
内容量:22.8L
重量:32kg
耐火時間:1時間
解錠方法:テンキー式
シンプルなデザインながら、耐火時間1時間・爆発テスト合格とタフなつくりの金庫。
デジタルメディア耐火性能テストにも合格しているため、熱に弱いCDやDVDなども収納することが可能です。
大きくて見やすい数字キーは操作も簡単で、2つの暗証番号を追加登録できます。
セントリー独自の耐火材使用により、耐火性能を保ちながらも厚い壁面をスリムにすることに成功し、A4ファイルも収納可能な広々とした庫内を実現しました。
ドア裏収納が可能で、散らかりやすい鍵などの細かいものもコンパクトに整理できます。
1位 ダイヤセーフ D34-4
安全性 | |
---|---|
性能 | |
コストパフォーマンス | |
総合おすすめ度 |
外寸法:H356×W433×D400mm
内寸法:H237×W337×D242mm
内容量:19L
重量:42kg
耐火時間:1時間
解錠方法:ダイヤル式
価格に対し耐火時間や内容量は十分にあり、重さも42kgと担いで逃げるには難しいサイズです。
中はA4サイズのトレーが4段あり、種類ごとに分けて使うほか、レールごとトレーの取り外しが可能なので用途によって使い分けができるのもうれしいポイント。
ダイヤル式なので解錠にも時間がかかり、防犯面でも活躍してくれるため、価格と性能のバランスを考えるとはじめて購入される方におすすめの製品です。
家庭用金庫の使用上の注意点
耐用年数がある
金庫は金属で頑丈に作られているため、年数が経過しても見た目上の劣化がほとんどなく、半永久的に使えるものと思われがち。
しかし金庫の内部では確実に経年劣化が進んでおり、耐用年数を超えたものは火災に巻き込まれてしまった際に耐火性能を発揮することができず、大事な書類を消失してしまう可能性もあります。
耐用年数は20年と日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会によって定められており、加盟しているメーカーの金庫には扉の内側にステッカーが添付されているので、チェックしておきましょう。
Amazon&楽天の家庭用金庫人気ランキング
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家庭用金庫は正しく使ってこそ意味がある
金庫という見た目から安心し、日ごろから正しい使い方をしていないと思わぬトラブルが発生してしまうこともあります。
面倒だからとダイヤル式を鍵のみで使っていると突然開かなくなったり、テンキー式の暗証番号を長期間変えないとボタン部分に光沢が出て番号を推測されやすくなったりします。
金庫は頑丈に造られていますが、だからといって何をやってもよいわけではありません。
100%の力を発揮してもらうために、日ごろから正しい使い方を心がけましょう。