タイコリールおすすめ人気ランキングTOP5!使い方の解説も【2018年最新版】

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魚川 一之助

大の釣りマニア

小学生の頃から釣りが大の趣味で、エサ釣りからゲームフィッシングまで幅広い釣りを楽しんでいます。
なるべく丁寧で分かりやすい説明を心掛けていきますので、お役に立てれば幸いです。

    選び方のポイント

    • ラインキャパシティー
      →使用するラインを40m前後巻くことができるラインキャパシティーが確保されていれば、多くの釣り場では問題ない。
    • ギア比
      →ギア比が公称スペックで公開されている一流タックルメーカーのタイコリールを選ぶか、実際に店頭で商品に触れ、最大巻き上げ長とスプールの直径とを確認したうえで、大まかなギア比を割り出す。
    • バックラッシュの発生頻度
      →糸ガミを防止するための機構などが取り入れられているタイコリールを選んでおけば、バックラッシュのリスクをある程度低減することが可能。

    タイコリール


    穴釣り探り釣り などで広く用いられているのがタイコリールです。

    タイコリールは、楽器の太鼓に似た形状が名前の由来であり、スプール自体が回転することでラインの出し巻きを行う仕組みになっています。
    仕掛けを キャスト する釣り方での使用はほぼ不可能ですが、釣り方によってはスピニングリールよりも使い勝手がよく、釣り初心者にもおすすめできるリールです。

    この記事では、タイコリールおすすめ人気ランキングTOP5についてご紹介しながら、選び方のポイントや正しい使い方などの基礎的な知識もあわせて解説していきます。

    タイコリールの基礎知識について

    タイコリールとは?


    スプール
    → ラインを巻く部分
    バックラッシュ
    → スプールからラインが過放出されたことに起因する各種ライントラブル
    ブレーキシステム
    → キャスト時のバックラッシュを防止するための機構
    ・クラッチ
    → スプールの回転状態を変化させるための機構

    タイコリールは 小型の両軸リール (「両軸受けリール」とも呼ばれる)を指す言葉であり、ボディーの形状が楽器の太鼓に似ていることからついた名称です。

    最大の特徴は、「クラッチレバー」と呼ばれる、クラッチの状態を変化させるための部分を操作することでスプールの回転状態を変化させることができる点でしょう。


    一般的な両軸リールの場合、クラッチの動作パターンは以下の3種類となっています。
    ・オン
    → 正転方向にのみ回転(回転時に「カリカリ」という音が鳴る)
    ブレーキング
    → ブレーキが掛かった状態で、正転方向と反転方向との両方に回転(回転時に「カリカリ」という音が鳴る)
    ・オフ
    → ノンブレーキのフリー状態で、正転方向と反転方向との両方に回転(回転時に「カリカリ」という音が鳴らない)

    クラッチをオフ、またはブーレキングに設定しておけば、ロッドを持っている側の手の親指でスプールを触ることで、ラインの繊細な操作や仕掛けの投入点の調整が可能です。
    特に探り釣りなどでは、少量のラインを出したり巻いたりする機会が非常に多く、ラインの繊細な操作が片手で容易に行えるメリットは非常に大きいでしょう。
    また、穴釣りなどにおいても、仕掛けの投入点の細かな調整を行う際のタックル操作を片手で行えますので、スピニングリールよりも操作性が大幅に向上します。

    加えて、タイコリールを含む両軸リールは、ボディーがロッドの上に位置する形で上向きで使用するリールであるため、「ロッドを低い位置や斜めの角度で構えている姿勢でも楽にハンドルを回すことができる」という利点があります。
    穴釣りや探り釣りをはじめとする、長さの短いロッドを用いることが多い釣り方では、竿先を水に突っ込むような角度でロッド持って魚とやり取りする場面が少なくなくありません。
    腕を伸ばした状態でも姿勢を維持したままハンドルを回転させられるタイコリールはまさに、「穴釣りや探り釣りにもってこいのリールである」と言えるでしょう。

    とはいえ、タイコリールは、 サミング でラインの放出状態を制御できる程度の軽いキャストを除き、本格的に仕掛けを遠くまで飛ばすことは不可能です。
    そのため、必然的に、仕掛けをキャストする必要のない釣り方での使用に用途が限られてしまい、「汎用性は低い」と言わざるを得ません。

    また、設計上最適であるラインの太さが同じスピニングリールと比較した場合、 最大巻き上げ長 が短いことも欠点です。
    ハリ掛かりすると障害物の周辺に逃げ込もうとする習性を持つ魚を狙う際など、ラインの素早い回収が求められる場面でタイコリールを使う際は、ハンドルをできるだけ速く回さなければならなくなります。


    以前は、太鼓型のボディーを持つすべての小型リールが「タイコリール」と呼ばれていましたが、ベイトリールが登場したことで、タイコリールを含む両軸リールとベイトリールとの区別が難しくなっています。
    インターネット上の多くの情報でも、ベイトリールを両軸リールと同義として扱う誤った解釈が散見されます。
    基本的には、ブレーキシステムの有無がタイコリールと両軸リールとの大きな違いです。

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    タイコリールの人気メーカーをご紹介!

    ダイワ(Daiwa) チヌ リール(タイコリール) バイキング筏

    ダイワ(Daiwa) チヌ リール(タイコリール) バイキング筏 44
    タイコリールを製造しているタックルメーカーの数は、スピニングリールに比べると若干少なくなっています。
    それでも、選択肢は複数あることに変わりはありませんので、自分に合ったコンセプトのタイコリールを作っているメーカーのものを購入するのがベストでしょう。

    ここでは、一流タックルメーカーとその他のタックルメーカーそれぞれで、タイコリールを製造しているメーカーを取り上げていきます。

    一流タックルメーカーは?

    シマノ (SHIMANO) 穴釣り リール クラブデミ 20RL ブラウン

    シマノ (SHIMANO) 穴釣り リール クラブデミ 20RL ブラウン
    2018年10月10日現在、タイコリールを製造している一流タックルメーカーは、日本における2大タックルメーカーである「グローブライド(「ダイワ」ブランド)」と「シマノ」のみとなっています。
    いずれのメーカーも、穴釣りや探り釣りをはじめとするさまざまな釣り方でオールマイティーに使える汎用タイコリールと、 イカダ釣り での使用に特化されたタイコリールとをそれぞれ1種類ずつ発売しています。
    タイコリールは構造自体がシンプルであり、目を見張るような画期的な便利機能が取り入れられるようなことはほとんどありませんが、「操作性や回転の滑らかさなどの基本性能の高さは、一流タックルメーカーならではの品質」と評価できます。


    近年は、ラインの操作性や タックルセッティング などの面から、「イカダ釣りでタイコリールを使うことはあまり望ましくない」という考え方が大勢となっています。
    イカダ釣り用タイコリールそのものの使い心地は非常に良好ですので、イカダ釣り以外の釣り方に流用するのであればおすすめできるかもしれません。

    その他のタックルメーカーは?

    AOTSURI(アオツリ) リール 穴釣り 糸付ベイトリール 釣りライン付け ブルー

    AOTSURI(アオツリ) リール 穴釣り 糸付ベイトリール 釣りライン付け ブルー
    一流タックルメーカー以外でタイコリールを製造しているメーカーのなかで、釣り人の間でよく知られているのは、「浜田商会(「プロマリン」ブランド)」や「タカミヤ」の2社でしょう。
    浜田商会は、入門者向けに釣り具を含むマリンレジャー用品を手ごろな価格で提供しているメーカーです。
    タカミヤは、「釣具のポイント」を展開している釣り関連の総合メーカーであり、その他のタックルメーカーのなかでは、最も実用的なタイコリールを製造しています。

    この2社以外にもタイコリールを製造しているその他のメーカーはいくつかありますが、実態が不明なメーカーが多く、製品の信頼性も劣っています。
    筆者も過去にこうしたメーカーのタイコリールを購入した際、5回程度の使用で故障した苦い経験があり、釣り初心者にもおすすめできません。

    いずれにしても、タイコリールに求められる基本的な性能のレベルは、一流タックルメーカーとは比べ物にならないほどの低さです。
    本格的に使い込んでいく予定のタイコリールはぜひとも、一流タックルメーカーの製品を選択したいものです。

    タイコリールを初めて買うならここを必ず押さえよう!

    ポイント① ラインキャパシティー

    釣り 糸 ライン


    前述したように、タイコリールは、キャストする使用方法がはじめから想定されていません。
    ですから、竿先の真下に仕掛けを投入でき、魚とのやり取りでラインを送り出した際でも、余分な量のラインが少し残る程度の ラインキャパシティー しかありません。
    スピニングリールと比較すると、ラインキャパシティーは半分以下であることもありますが、タイコリールそのものの用途を考慮すれば、「必要にしてかつ十分」と言えます。

    基本的には、使用するラインを40m前後巻くことができるラインキャパシティーが確保されていれば、多くの釣り場では問題ありません。
    しかしながら、水深が10m以上ある釣り場での釣りの場合や、やり取りの際に大量のラインを出して対応する必要がある場合は、60m以上のラインキャパシティーが確保されているタイコリールが安心です。

    ポイント② ギア比

    歯車


    リール全般において、ライン巻き取り時の速度や力強さを左右するのは、「ギア比」呼ばれる、動力伝達用の2つのギアの周長比です。
    ギア比が高いリールは最大巻き上げ長が長く、素早いラインの回収が可能ですが、その分巻き上げパワーが低く、グイグイと力強くラインを巻き取ることは苦手です。
    一方、ギア比が低いリールは、最大巻き上げ長の短さは否めないものの、力強い巻き上げが必要な場面で威力を発揮します。

    とはいえ、低価格をウリにしているタイコリールの多くは、ギア比が公称スペックにおいて非公開となっています。
    ですから、ギア比に注目したタイコリールの選び方をする際は、ギア比が公称スペックで公開されている一流タックルメーカーのタイコリールを選ぶか、実際に釣り具店の店頭で商品に触れ、最大巻き上げ長とスプールの直径とを確認したうえで、大まかなギア比を割り出すしかありません。

    ただ、一流タックルメーカー各社の同様のタイプのタイコリールを比較した場合、ギア比の差は非常に小さく、実際の釣りにおいてギア比の違いに起因する使用感の差は、「ほとんど誤差の範囲内」と言えるレベルです。
    そのため、ギア比の差異が問題となるのはあくまで、大手タックルメーカーのタイコリールとその他のタックルメーカーのタイコリールとを比較した場合のみです。

    ポイント③ バックラッシュの発生頻度

    ライン 絡み


    タイコリールは構造上、バックラッシュが非常に起きやすいリールです。
    タイコリールの扱い方に慣れている上級者であっても、ライン放出時にサミングが適切に行えていなかった場合などにバックラッシュしてしまうことは度々あります。

    バックラッシュの発生頻度はタイコリールによって異なっており、使い方が適切であれば、バックラッシュをほとんど起こすことのない優秀なタイコリールも存在しています。
    特に、推奨ラインキャパシティーぴったりの量のラインを巻いた際の、スプールとサイドフレーム(ボディーの横方向のフレーム)との隙間が狭い構造のタイコリールは、ラインが過放出された際にたるんだラインが行き場を失いやすく、少量のラインの過放出でも簡単にバックラッシュしてしまいます。
    また、スプールとボディーの縦方向のフレームとの間が広い構造のタイコリールは、「糸ガミ」と呼ばれる、過放出時にたるんだラインを巻き込んでしまうトラブルが起きやすく、バックラッシュの発生頻度は高いでしょう。

    基本的に、バックラッシュが起きやすいタイコリールなのかどうかは、実際にそのタイコリールを購入してみなければわかりません。
    とはいえ、サイドプレート(ボディーの横方向のプレート)とスプールとの間の隙間を極限まで狭くする設計や、糸ガミを防止するための機構などが取り入れられているタイコリールを選んでおけば、バックラッシュのリスクをある程度低減することが可能です。
    また、スプールに巻くラインの量を推奨ラインキャパシティーよりも少なくしておくことによって、バックラッシュの発生率を下げられることを覚えておけば、より快適にタイコリールを使うことができるでしょう。

    タイコリールの上級者目線の選び方を解説!

    クラッチの性能が注目点

    ギア ねじ


    一流タックルメーカーのタイコリールとその他のタックルメーカーのタイコリールとを比較した場合、最も性能の違いが顕著に表れるのが、クラッチの品質です。

    実際の釣りにおいてタイコリールは、クラッチレバーを操作してクラッチの動作パターンを何度も切り替えることになります。
    クラッチは、バネなどの消耗しやすいパーツが多数組み込まれた複雑な構造になっていますので、使用回数を重ねるごとにどうしても傷みやすく、大抵は、クラッチが故障することでタイコリールは寿命を迎えます。

    一流タックルメーカーのタイコリールは価格が高い分、長期間の使用に耐えうる耐久性を持つクラッチが採用されており、メンテンナンスを適切に行えば、10年以上正常に動作し続ける製品も珍しくありません。
    価格重視のその他のタックルメーカーのタイコリールは、クラッチの耐久性に決定的な問題があり、5回程度の使用回数でも故障してしまう粗悪品も存在しています。

    また、実際の釣りでは、クラッチの操作中にアタリが来て アワセ を入れる際などに 半クラッチ になってしまうことが度々あります。
    半クラッチは、クラッチを痛める大きな要因であり、比較的クラッチの耐久性が高い大手タックルメーカーのタイコリールであっても、半クラッチが繰り返されるのは望ましくありません。

    クラッチレバーが硬めに作られており、力を入れて操作しないとなかなか動かないように作られているタイコリールは、半クラッチが起こりづらいでしょう。
    とはいえ、硬いクラッチレバーは迅速な操作が難しく、動作パターンを瞬間的に2段階切り替えたいシーンなどでは、指に痛みを感じることがあります。

    タイコリールの最安値と価格帯の特徴一覧について

    お金 電卓


    さまざまな釣り方にオールマイティーに用いることが可能な汎用タイコリールは、一流タックルメーカーとその他のタックルメーカーとの両方が製造を行っています。

    一流タックルメーカー以外のメーカーであれば、最も安いものでは約900円からラインナップがあり、釣りを軽く体験してみたい方でも購入しやすい価格設定が魅力です。
    とはいえ、基本的な性能の低さは否めず、本格的に使い込んでいくつもりで購入するのはおすすめできません。

    一流タックルメーカーのタイコリールは、外装の細部の作り込みも高品質で、操作性も非常に良好ですが、その他のタックルメーカーの汎用タイコリールとの価格差は2.5倍程度あります。
    それでも、タイコリールに求められる基本的な性能のレベルは比べ物にならず、価格差相応の価値を実感できるでしょう。

    イカダ釣り用タイコリールは、前述した一流タックルメーカー2社のみが製造を手掛けており、2018年10月20日現在、Amazonでは、シマノの製品の方が若干低い価格となっています。
    なお、構造、サイズ、最適な用途が少し異なっていることが価格差が生まれている要因であり、「価格が安いシマノの製品の方が低品質である」ということではありません。

    タイプ価格帯特徴
    その他のタックルメーカーの汎用タイコリール1,000円前後価格の安さがセールスポイント。基本性能の高さは期待できず、5回程度の使用回数で故障した例もある。
    一流タックルメーカーの汎用タイコリール2,500円前後高い品質が魅力的で、外観にも価格差が表れている。特に操作性のよさは、一流タックルメーカーならでは。
    イカダ釣り用タイコリール約3,500~約5,000円一流タックルメーカーのみが製造。シマノの製品の方が若干低価格となっている。

    タイコリールおすすめ人気ランキングTOP5

    ここでは、ビギナーのころからタイコリールに親しんでおり、現在でも探り釣りでタイコリールを愛用している筆者が選んだ、タイコリールをご紹介します。

    なお、このランキングは、外装の作り込みのよさ、クラッチの性能、コストパフォーマンスの3つの要素に特に注目した構成となっています。

    5位 【タカミヤ】 パワーミニットII レッド

    タカミヤ パワーミニットII レッド
    外装の作り込みのよさ
    クラッチの性能
    コストパフォーマンス
    総合おすすめ度

    自重:-
    ギア比:-
    最大巻き上げ長:-
    最大ドラグパワー :-
    ラインキャパシティー:ナイロンライン2号が約50m
    タイプ:汎用タイコリール

    2018年10月3日現在、Amazonで取り扱いが確認できるタイコリールの製品ラインナップのなかで、一流タックルメーカーの製品以外のものとしては、最も価格が高い位置づけになっています。

    未公開の公称スペックが多くなっていますが、筆者も実際に実物を手にしており、実際の釣りでの使用における重大な問題はないことを確認済みです。
    特に釣り初心者にとって、1,000円以下の手ごろな価格(送料を除く)はうれしいポイントであり、同様の製品グレードの他のタイコリールと比較すると、扱いやすさや堅ろう性に秀でています。

    タイコリールとしての基本的な性能は、「価格相応で実用的なレベル」とは評価できますが、一流タックルメーカーのものと比べると、ボディーの剛性やクラッチの性能の差は歴然です。
    高性能のリールでなくとも十分に楽しむことができる釣り方で使う分には、選ぶ価値が十分にあるリールです。

    4位 【シマノ】チタノス チヌスペシャル 500

    外装の作り込みのよさ
    クラッチの性能
    コストパフォーマンス
    総合おすすめ度

    自重:160g
    ギア比:4
    最大巻き上げ長:40cm
    最大ドラグパワー:-( 実用耐力 は6kg)
    ラインキャパシティー:ナイロンライン3号が約50m
    タイプ:イカダ釣り用タイコリール


    Amazonにおける商品名には、「ベイトリール」という文言が含まれています。
    とはいえ、このリールには、キャストを目的としたブレーキシステムが搭載されていないため、タイコリールとして分類するのが適切です。

    タイコリールとしては最大クラスのボディーサイズとなっている点や、 レベルワインダー の採用によって、ラインのわずかな変化が捉えにくくなっている点は、「イカダ釣りにおいては非常に不向きな設計」と評価せざるを得ません。
    しかしながら、汎用タイコリールとして使うことを考慮した場合、そうした点はかえって長所となります。

    というのも、ベイトリールに近いボディーの形状によって、ロッドに装着したうえで手で握った際の重心が最適になっており、ロッドを手で持ったままアタリを待つ釣り方でも、安定した姿勢でしっかりとロッドを握ることが可能です。

    また、タイコリールとしては極めて珍しいレベルワインダーの採用で、ラインの巻き取りがスプール上の1ヵ所に偏ることによって起きるライントラブルの発生率が大幅に低減されています。
    ただし、ロッドのガイドからのラインの侵入方向が片側のみに限定されることになりますので、必然的に、ハンドルがボディーの右側に位置する形で使わざるを得ません。

    ほかにも、ボディーのサイズの異なる2種類のモデルがラインナップされていることや、太さが4号のラインに対応したラインキャパシティーが設定されていることなど、他のタイコリールとは一線を画すさまざまな特徴を持った唯一無二のタイコリールに仕上がっています。

    【こちらもCHECK】シマノ チタノス チヌスペシャル 500のレビュー動画はこちら

    3位 【ダイワ】 バイキング 筏44

    ダイワ バイキング 筏44
    外装の作り込みのよさ
    クラッチの性能
    コストパフォーマンス
    総合おすすめ度

    自重:185g
    ギア比:3.1
    最大巻き上げ長:44
    最大ドラグパワー:-(実用耐力は3kg)
    ラインキャパシティー:ナイロンライン2号が約50m
    タイプ:イカダ釣り用タイコリール

    文字通りの太鼓型のボディーを持つ、イカダ釣り用タイコリールとしては最もスタンダードな設計です。
    前述したように、近年では、「イカダ釣りでタイコリールを用いることは望ましくない」とされていますが、汎用タイコリールとして代用するにはぴったりのリールに仕上がっています。

    特に、「クラッチと回転動作機構のみのシンプルな設計や、正統な太鼓型のボディーによって、タイコリール初心者でも扱いやすいリールに仕上がっている点は、特筆すべき特徴」と言えます。
    スプールの幅も狭いため、巻き取ったラインがスプール上で1ヵ所に偏ってしまうこともありませんし、スプールの大部分が露出する構造になっていますので、万が一バックラッシュした場合でも対処しやすいでしょう。

    販売時はクラッチレバーの位置が、ハンドルがボディーの右側に位置する形で使う際に適したものになっていますが、ドライバーを使えば、ハンドルがボディーの左側に位置する形で使う際に適した位置に変更することが可能です。
    また、ボディーのサイドプレートも上下両方の方向に装着できるように作られており、クラッチボタン(クラッチをワンタッチでオフにできるボタン)の位置もハンドルの位置に合ったものに変更できます。

    2位 【ダイワ】スーパーコロネット ST-10RL

    ダイワ スーパーコロネット ST-10RL
    外装の作り込みのよさ
    クラッチの性能
    コストパフォーマンス
    総合おすすめ度

    自重:102g
    ギア比:4.1
    最大巻き上げ長:-
    最大ドラグパワー:実用耐力が3kg
    ラインキャパシティー:ナイロンライン2号が75m
    タイプ:汎用タイコリール

    「コロネット」は、モデルチェンジや製品名の一部変更を繰り返しながら、今日まで長きにわたって販売を続けている、タイコリールの代表的存在です。
    リール全般の基本性能が一昔前よりも格段に向上した近年では、特別な特徴を持っているリールとして評価されることはないものの、無難な使い心地や堅ろう性を感じさせる外装が根強く支持されています。

    クラッチレバーは、硬過ぎないスタンダードな操作感が特徴で、比較的スムーズに動作パターンの切り替えを行うことができるよう設計されています。
    とはいえ、クラッチレバーの操作が確実でないと半クラッチになりやすく、動作に問題が生じることがあります。

    バックラッシュの発生頻度の少なさもトップクラスで、タイコリールの取り扱いに不慣れな初心者にも自信をもっておすすめできるでしょう。
    その他のタックルメーカーのタイコリールと比較すると、価格に開きはありますが、基本性能の高さによって、さまざまな釣り方にオールマイティーに使えるリールに仕上がっています。

    1位 【シマノ】クラブ デミ 15RL ブルー

    シマノ クラブ デミ 15RL ブルー
    外装の作り込みのよさ
    クラッチの性能
    コストパフォーマンス
    総合おすすめ度

    自重:100g
    ギア比:4.3
    最大巻き上げ長:35cm
    最大ドラグパワー:実用耐力が3kg
    ラインキャパシティー:ナイロンライン2号が100m
    タイプ:汎用タイコリール

    4.3のギア比が実現する35cmの最大巻き上げ長は、素早いラインの巻き取りに大きく貢献しています。
    特に、穴釣りや探り釣りなどのように、迅速な仕掛けの回収が根掛かりの防止に直結する釣り方では、高いギア比の恩恵を大いに享受することができるでしょう。

    クラッチレバーは、タイコリールのなかでもかなり硬めの操作感となっています。
    動作パターンの迅速な切り替えは苦手であるものの、その分、構造的に半クラッチが起きにくく、好みが分かれる部分です。

    もちろん、大手タックルメーカーのタイコリールらしく、外装の作り込みも細部まで申し分ありません。
    筆者も実際にこのリールを所有しており、探り釣りや穴釣りでの使用経験がありますが、不意の大物とやり取りしなければならない場面における力強さなど、ポテンシャルの高さは体感済みです。

    なお、太さが3号未満の細いラインを用いる場合、前述の【ダイワ】スーパーコロネットと比較すると、バックラッシュの発生率が若干高いように筆者は感じました。

    タイコリールの正しい使い方を解説!

    タイコリールの使い方自体は非常に簡単で、扱いに慣れればスピニングリール以上に使い勝手のいいリールです。
    とはいえ、釣りに入門する際にはスピニングリールを使う方が多く、スピニングリールの操作方法に慣れてしまっていると、タイコリールの扱い方に少々とまどうでしょう。

    ここでは、タイコリールの正しい使い方の6つの手順についてわかりやすく解説していきます。
    タイコリールに初めて触れる方は、ここで取り上げる内容を参考に正しい操作方法をマスターし、タイコリールが持つポテンシャルを実際の釣りに存分にいかしていきましょう。


    ここで取り上げる内容はいずれも、ロッドの直下に仕掛けを投入する場合のものです。

    ① 仕掛けを投入する前にタラシの長さを調整する

    釣り竿 ウキ


    釣り初心者の多くは仕掛けを投入する際、 タラシ が短く、仕掛けが水上で宙に浮いている状態でラインを出してしまいがちです。

    この方法で仕掛けを投入すると、仕掛けの着水時に大きな音と水しぶきが発生し、魚を驚かせてしてしまう恐れがあります。
    また、仕掛けが着水した瞬間から、浮力と水の抵抗との影響でラインの放出スピードが急激に変わり、バックラッシュを引き起こす危険性も高まります。

    スピニングリールの場合は、構造的にバックラッシュが起きにくいため、極端に重いオモリや細いラインを使用していない限りは、この方法で投入してもバックラッシュする可能性は低いでしょう。
    しかしながら、ラインの過放出がバックラッシュにつながりやすいタイコリールでは、この方法による投入はトラブルの原因となります。

    タイコリールに限ったことではありませんが、仕掛けを投入する際は必ず、タラシの長さを、ロッドを斜め下45°の角度で構えた際に水面直下に仕掛けが沈む状態になるよう調整しましょう。
    そうすれば、仕掛けが水中に入った状態でラインを出すことができるようになり、バックラッシュや魚への悪影響を防ぐことが可能です。

    ② 仕掛けを実際に投入する

    波紋



    ブレーキングパワー
    → スプール反転時の抵抗力
    ・メカニカルブレーキ
    → スプール回転時のブレーキングパワーを調整するための機構

    仕掛けを実際に投入するにあたり、仕掛けの投入点を定める際は、ロッドを水平か、斜め上45°の角度で構えて仕掛けを水上で宙に浮かせ、ロッドの角度を維持したまま腕を左右に動かすことで、投入点の真上に仕掛けを持って来ます。
    投入点を定めたら、ロッドを斜め下45°の角度で構えて、水面直下に仕掛けを沈め、クラッチをオフかブレーキングに設定することでラインを出します。

    仕掛けが着底するとラインの放出が止まるため、バックラッシュの危険性が高まりますので、できれば、仕掛けの沈下中はサミングを行うことが望ましいでしょう。
    なお、使用しているオモリが軽い場合や、サミング自体を行いたくない場合には、 メカニカルブレーキ調整つまみ でブレーキングパワーを調整するのも有効な手段です。

    ③ アタリを待つ

    海釣り 波止場


    仕掛けが着底したら、ロッドを任意の姿勢で構え、任意の タナ に仕掛けが位置するようラインを操作し、アタリを待ちます。

    タイコリールの扱いに不慣れな方の場合は、アタリを待っている際は、クラッチの動作パターンをオンにしておけば、スプールがなんらかの原因で不意に反転してライントラブルを起こす心配がありません。
    ただ、ロッドを手で持った状態でアタリを待つ釣り方では、仕掛けの位置をこまめに調整したり、掛かった魚とのやり取りでラインを送り出したりする可能性があることを考慮すると、「ブレーキングかオフに設定しておくのが無難」と言えるでしょう。

    なお、アタリが来なかった場合や、仕掛けを投入しなおす場合は、ハンドルを正転方向に回して仕掛けを回収します。

    ④ アワセを入れる

    釣り竿


    クラッチの動作パターンがオフやブレーキングに設定されている場合は、 アワセ を入れる際に十分な注意が必要です。
    というのも、オフやブレーキングの動作パターンでは、スプールが反転方向に回転する状態になっているため、ただロッドをあおるだけだと、ほぼ確実にバックラッシュしてしまいます。

    ですから、クラッチの動作パターンがオフやブレーキングに設定されている状態のままアワセる際は必ず、スプールが反転してしまわないよう、ロッドを持っている側の手の親指でスプールを押さえつける必要があります。
    なお、使用しているラインが細い場合は アワセ切れ を防止するために、スプールを押さえつける際の親指の力を少し弱くすることをおすすめします。

    ⑤ 掛かった魚とやり取りする

    釣り


    基本的なやり取りの方法は、ほかの種類のリールと同様です。
    ただし、タイコリールには ドラグ がついていないため、掛かった魚が強く引き込んだ場合は、手動の操作でラインを送り出して対応しなければならないことがあります。

    やり取りの最中でラインを出す際は、クラッチの動作パターンをオフやブレーキングに設定し(アワセる直前の段階からそのようにしておくのが望ましい)、ロッドを持っている側の手の親指でスプールを押さえつけ、親指に込める力の強弱で放出量をコントロールします。
    やり方自体は単純ですが、放出量の調整が適切でないと、ラインの止め過ぎや出し過ぎによって魚が バレる 結果になりかねず、コツをつかむまで少し時間を要するでしょう。

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    タイコリールをとことん活用していこう!

    AOTSURI(アオツリ) リール 穴釣り 糸付ベイトリール 釣りライン付け ゴールド

    AOTSURI(アオツリ) リール 穴釣り 糸付ベイトリール 釣りライン付け ゴールド
    釣り全般でスピニングリールやベイトリールが圧倒的に普及している現在、タイコリールの存在は隠れがちです。
    とはいえ、使い方次第では非常に扱いやすく、釣り入門者からベテランの釣り師に至るまで、幅広い方がメリットを実感できるリールなのです。

    みなさんも、タイコリールならではのよさについての理解を深め、さまざまな釣り方でタイコリールをとことん活用していきましょう。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    魚川 一之助

    大の釣りマニア

    小学生の頃から釣りが大の趣味で、エサ釣りからゲームフィッシングまで幅広い釣りを楽しんでいます。
    なるべく丁寧で分かりやすい説明を心掛けていきますので、お役に立てれば幸いです。